お子さんの歯の仕上げ磨き、毎日がんばってますかー?
先月、子ども用の曲がる歯ブラシが発売になりました。
使ってみた感想と、子どもの虫歯予防について我が家の結果から、思うところを書きます。
虫歯予防って、シーラントとか、フッ素塗布とか、ありますやんか。
長女は、両方しました。
次女は、どちらもしてません。
お母さん業は忙しいし、なるべく楽したいですやん?
ご参考になれば幸いです。
さて、結果はいかに。
目次
虫歯について
結果から言うと、7歳長女、4歳次女ともに、虫歯ゼロです。
今まで、できたこともありません。
でも、二人のおやつ遍歴や虫歯予防遍歴は、全然違います。
長女
- おやつデビュー:1歳(乳ボーロや、1歳のかっぱえびせんなどマイルドな物のみ)
- 飴&チョコレートデビュー:来客時は4歳、食べる物に加わったのは4~5歳
- 歯科デビュー:3歳代(乳歯が生えそろってから定期健診を始めた)
- 治療(予防):フッ素塗布、言われるがままに全部の奥歯のシーラント
おやつ遍歴
振り返って思うことは、「神経質すぎた!!」
おやつも、3歳までは乳幼児用のマイルドな商品ばかりあげてました。
外出時は、歯ブラシを持ち歩き、おやつを食べた後はすぐに他人の家でも歯ブラシしていた。
(今思うと、ママ友は若干ひいていたであろう)
おやつの成分が歯の溝に詰まった状態で放置することが気持ち悪かったからです。
(神経質すぎて、そっちが気持ち悪いw)
友だちに、チャイルドシートが嫌いな女の子がいて、飴をあげると大人しくなるから毎回あげてたら2歳で虫歯になったと聞いて怖かった。
(あげ方に問題があるけどネ…)
幼稚園の年少の時は、チョコや飴をガンガン食べさせている親子さんを見て、心の中で「ありえん」と思っていたし。
(極端な思考はだめよん)
でも「チョコまだ食べさせてない」って親も結構いて、「やっぱりー!?」とホクホク嬉しくなったり。
(その層は、一人目率高すぎw)
年少さんのバレンタインデーのとき、長女が「パパにチョコ作る!」と言ったので、一緒に手作りしました。
その時、初めてチョコの「味見」をしました。
驚いたような、とろけるような、幸せそうな長女の笑顔は、今でも忘れられない。
そんなチョコデビューだったので、「チョコは特別」なイメージがついたようで、その後、ねだるようなことはなかったです。
昔、遊びに行っていた保育園の保育士さんの「チョコは覚えたらねだられてヤバいからなるべく遅らせて」の言葉を忠実に再現していたけど、とりあえず一安心でした。
(ま、次女の項を読んでいただくと分かるのだけど、こんな発言、全然気にしなくていいからね!)
来客時や、友だちのおうちで、友だちがチョコを食べている時は、長女だけ食べられないのが可哀想だったのでOKしたり。
年中さんからは、遠足時にオヤツ交換などあったので、チョコ全面OK。
歯科遍歴
歯科医院は、特に目的はなかったけれど「乳歯が生えそろったらかかりつけ医を決めて定期健診を受けましょう」とのありきたりなお触れに忠実に。
ええ、そうです。
一人目育児で、言われるがままです。
言われるとおりにしといたらとりあえず安全だろうと…。
フッ素塗布をしたけれど、リンゴのような酸っぱい味を嫌がったので、その次からは、奥歯の溝を埋めるシーラントという虫歯予防治療をしました。
塗ったまま数分間我慢しないといけないフッ素塗布より、一瞬で終わるシーラントの方が怖がりの長女には合っていました。
年中さんからは、私の育児もだいぶ肩の力が抜けたのか、引っ越しを機に、定期健診も行かず、自宅での歯磨きのみです。
最近、歯科矯正の相談のついでに診てもらったら、虫歯ゼロ更新中です。
(現在は、朝は自分磨き、昼は小学校なので歯磨き無し、夜のみ仕上げ磨き)
次女
- おやつデビュー:0歳代(赤ちゃん用からスタートだけど、「1歳の〇〇」シリーズなどは買わずに、すぐ姉と同じ物になった)
- 飴&チョコレートデビュー:2歳後半から
- 歯科デビュー:2歳歯科健診で「虫歯なし」と「初期虫歯」のどちらにも当てはまらない微妙な結果で、一度受診を勧められた
- 治療(予防):何もしたことがない
おやつ遍歴
次女は、長女と違って、離乳食もよく食べたので、安心しておやつをあげることができました。
「1歳の〇〇」シリーズや乳ボーロは、買うのが面倒で、1歳以降は、チョコや飴以外は姉と同じものでした。
姉の時は神経質に歯磨きしていたけれど、次女の時は歯ブラシを持ち歩いたことはない。
3食後の仕上げ磨きは、きちんとしていました。
歯磨き粉を使って歯磨き&うがいできるようになってから(2歳後半)は、チョコ&飴解禁しました。
二人目、良い意味で手抜き!
歯科遍歴
2歳歯科健診で、
「【虫歯なし】と【初期虫歯】どちらを書くか、すごく微妙!!先生によって変わるね、コレは。」
と言われ、一度受診を勧められました。
よく目をこらして見ると、歯茎と歯の境目にうっすら白い層があるのが見えるような??といった感じです。
そして、近所の小児歯科を受診。
「本当に、微妙だねー。この状態で治療台に乗せて、もし嫌がって怖い記憶が残ってもデメリットばかりなので、私は何もしない方がよいと思います」
先生は、今のことより、今後のことを優先してくれた。
私もそう思ったので、治療はなし。
代わりに、「磨いた後のうがいが不要な泡状の歯磨き剤」を勧められ、今後の方針は自宅でブラッシング強化策になりました。
この商品の魅力は、「うがいが不要」(※)なこと。
※吐き出すだけでOKです
ぐちゅぐちゅぺーが上手にできない低年齢のお子さんにおすすめです。
それ以後は、定期健診も行かずに約2年放置。
(長女の時の神経質さからズボラへの変わり身が落差ありすぎよね…)
ひたすら、仕上げ磨きです。
最近、久々に受診したら、虫歯ゼロでした!!
とっても微妙だった白い層、消えた!
(現在は、朝と晩が仕上げ磨き。
昼は幼稚園で自分磨きのみ)
表で比較
特筆すべきは、環境が違うのに、二人とも虫歯ゼロなこと。
虫歯になりやすいかどうかは個人個人の口内環境によるので、なんとも言いにくいところですが、ご参考まで…。
(スマホの方は表の上で左へスクロールすると、隠れている部分が出てきます。
PCの方は、表の下にスライダーが出ていたら右へ動かしてください♪)
おやつ | 飴&チョコ | 歯科 | 治療(予防) | |
長女 | 1歳 | 来客時は4歳、食べる物に加わったのは5歳 | 3歳から | フッ素、シーラント |
次女 | 0歳代 | 2歳後半 | 2歳から | 何もしたことがない |
歯磨き粉のおかげ
ろくに定期健診も受けず、娘たちが二人とも虫歯ゼロなのは、歯磨きに理由があると、個人的に思っています。
次女が歯科医院で勧められた、チェック・アップシリーズの歯磨き粉を愛用しています。
(使い始めたのは長女の定期健診の時からだから、かれこれ4年は使っています)
歯科医院の受付の横に、置いてあるのを見たことがあるかと思います。
フッ素濃度の比較一覧表
クリニックで塗布してもらうフッ素とは比べ物にならないほど濃度が低いけれど、スーパーやドラッグストアで売っている普通の子ども用歯磨き粉よりは、しっかりとフッ素が入っています。
ちなみに、市販品のフッ素濃度の上限は1,000ppmFと法律で決められており、上限に近い950ppmFまで配合した歯磨き剤が、チェックアップシリーズです。
フッ素の種類 | 濃度(ppmF) |
歯科医院でのフッ素塗布 | 約9,000 |
Check-Up KODOMOシリーズ | 950 |
量販店で売っている普通のキッズ歯磨き粉 | 濃度の記載なし |
チェックアップ・シリーズは、約200円~400円くらいで買えます。
(泡状タイプのものはもう少し高いです)
量販店のものより少しお値段高めですが、メリットはあると思います。
量販店のものより泡立ちが少なく、磨きやすいです。
ノーマルタイプとジェルタイプの違い
写真の一番右に写っているのが、ジェルタイプです。
普通タイプのものと、フッ素濃度は変わりません。
泡が立たないので、口がモハモハせず磨きやすい利点がありますが、逆に、塗り広げる為にジェルをたくさん使います。
ノーマルタイプより減りが早いです。
値段も高い。
でも、ジェルだと、泡で歯が隠れてしまうことがないので、歯みがきのしやすさでは、ジェルタイプが勝ります。
使っている仕上げ磨き歯ブラシ
私、仕上げ磨き用の歯ブラシの比較記事を書きたくて、メーカー各社のものを買い込み、試していました。
写真を撮って、歯ブラシの各パーツを計測して…と、10本以上比較済みでしたが、結局、磨き方は個人個人のクセがあるだろうし、使用感は好みによるだろうな、と思い至ってお蔵入りしました。
ここでは、そんな私が一番お気に入りの仕上げ磨き歯ブラシを発表。
一番のおすすめポイントは、ネックの角度。
写真では、影が出来ていますよね。
この曲がり具合が、仕上げ磨きの際、奥歯に当てやすい角度になっています。
他社はネックが真っ直ぐで磨きにくい物も!!
それから、ヘッドの小ささ。
ここが大きいと、磨きにくい。
乳歯って、とっても小さいYO!
- ネックの角度
- ヘッドの小ささ
以上の点により、この歯ブラシが私にとってNO.1で、ずっと使っています。
曲がる歯ブラシ
さて、先月、我が家愛用のチェックアップシリーズを製造販売しているライオンが、新しい歯ブラシを発売しました。
なんと、曲がる歯ブラシです。
歩き歯ブラシで転倒や、口に入れたまま踏み台から落ち、歯ブラシが喉に刺さって大けがをするお子さんがいます。
(知人が消防署勤めですが、救急搬送で見たらしい)
この歯ブラシはネックが柔らかく曲がるので、危険時のお口への負担を軽減してくれます。
4歳の次女が試してみました。
この商品の対象年齢は3歳~5歳。
残念ながら、同じラインナップの6歳~12歳用は曲がりません。
横では、7歳長女が恨めしそうに「いいなーいいなー」と言っています(笑)
曲がる!
これは次女の手です。
歯ブラシは硬いものだという常識を打ち破る予想外の視覚に、ゲラゲラと笑いだす娘たち。
曲げすぎて、曲がりクセがついてしまいました(汗)↓
(しばらくしたら真っ直ぐに戻ります)
私も触ってみましたが、全てがグニャグニャではなく、芯があり、柔らかい感じです。
横方向にとても柔らかく、前後方向にはそれほど曲がりません。
ヘッドや持ち手なども、従来のカチカチのものではなく、少し柔らかい素材になっています。
嚙んだら気持ちいいです。
肝心な磨き心地は…。
次女「ちょっと磨きにくい」
だそうで。
私も次女の歯を磨いてみましたが、ネックが柔らかい分、力の微調整が歯に伝わりにくかった。
まぁ、3~5歳用ですし、親は仕上げ磨き用の歯ブラシで仕上げをすると思うので、子ども用の歯ブラシが多少磨きにくくてもOKですね。
磨きやすさより、安全性が売りの歯ブラシでした。
まとめ
- 仕上げ磨きをきちんとやっていれば、フッ素塗布、シーラントをしなくても虫歯ゼロは可能
(口内環境には個人差があります) - うがいができなくても、使える歯磨き粉がある
- 転倒時などの負担軽減に曲がる歯ブラシが出た
- 4年生までは、仕上げ磨きが必要
虫歯問題はこのまま過ぎ去りそうな我が家です。
次は、歯科矯正問題ですわ…。
二人とも乳歯の段階でガタガタだもん(泣)
悲しいむーち(@mu_chiblog)でした。
ちなみに、私は出っ歯矯正中で、出っ歯ブログもあります。
もうすぐ3年目で、日中はリテーナーも外して見た目スッキリしています。