長女は食が細く、水分もあまり摂らないので度々便秘になる。
4歳当時、排便時に出血することがたまにあった。
(出血といってもティッシュに少し付く程度)
カボチャの煮物をたくさん食べさせたり、意識的に水分を摂らせると数日で治癒するので私も慣れてしまい、深刻に捉えなくなった。
初めての肛門科
そんな冬のある日。
長女がいつもより痛さを訴え、排便できないと泣く。
トイレの外でも「痛い」と言うのでお尻を見たら、肛門の近くに皮膚がねじれたような赤いできものが出来ていた。
これは家庭療法では対処しきれない…。
小児科か迷ったものの、思い切って肛門科へ連れて行った。
そこは、「内科,外科,呼吸器科,消化器科,皮膚科,肛門科」を標榜する病院だった。
(どんだけ~~!?)
少し腰が引けたけど、そこ以外は遠方になってしまうので、まずは近所から。
色々やってるだけあって、待合室は老若男女揃っている。
肛門科が恥ずかしい人でもカモフラージュ出来るな…(笑)
すると、受付で何科が目的なのかを訊かれた。
「肛門科です!」
静かな待合室内、丸聞こえ。
私が提出した小児医療証を見て、受付のおばさんが首をかしげていた。
「子どもです」と付け加えたら、「え!?」という顔をしていた。
珍しいのかな?
診察室のベッドに寝転び、先生が来るのを待っている長女は少し不安そう。
看護士さんが面白い人で、長女と会話をして緊張をほぐしてくれた。
おじさん先生が登場して長女のお尻を見るなり、
「切れ痔だね。このできものは『見張りイボ』。
長期間便秘だったね!?」
と、半ば呆れ口調。
ごめんよ長女…。
もっと早めに対策しておけばこんなことには…
「便秘が原因ね。パンやスナック菓子ばっか食べてちゃダメよ、もっと米を食べて!」
いやいや、スナック菓子なんてたまにしか食べてないし…と言いかけたけど、スルーした。
先生に食ってかかっても意味ないしなぁ。
先生は言いながら薬を塗り、私に塗り方を教えてくれた。
そして、風のように去っていった。
薬は、よくCMで見かける「ボ○ギノール」のような形をしている。
それを少し肛門に差し込んで中に注入&外のイボに直接塗る。
数日塗っている間に、「お尻が痛い」と言わなくなった。
薬を全部使い切る前に、塗ることを忘れてしまうほどだった。
思い出した頃に見たら、イボは無くなっていた。
スナック菓子発言は不本意ではあったが、先生のご忠告に従い、食生活に少し工夫を加えることにした。
食生活の工夫とは
パン
我が家は、ホームベーカリーで焼いたパンを毎朝食べている。
当時も、現在も。
2015.10.24 追記 夏休み明けから、長女の希望で和食の朝ごはんを食べています。 ごはん、味噌汁、卵やウインナー、果物とヨーグルト。 便秘はもちろん、していません。快腸。 |
当時、焼きたてで美味しい自家製パンを辞めることは出来なかった。
先生に言われて始めた工夫。
それは、パンを焼く際、強力粉に全粒粉(※)を混ぜること。
(※通常の小麦粉と比べ栄養価が高く、食物繊維や鉄分を多く含む)
粉250g中、50g。
味や香りも香ばしくなるし、色味の茶色いパンは可愛い(^O^)
>>国産全粒粉の一覧
ごはん
ご飯を炊く際には、胚芽押麦(※)を混ぜる。
(※食物繊維は白米の約20倍。ビタミン類も豊富)
我が家は、米3合に大さじ山盛り4杯。
この胚芽押麦の会社の販売サイト発見!
品質にこだわって作られているのがわかります!
↓
西田精麦(楽天店へ飛びます)
ご飯のかさも増えるし、おにぎりにした際は全体的にもちもちして美味しい。
また、たまに100%白米にすると、「あ~、やっぱりお米って最高♡」と改めて白米の旨さを感じることが出来る。
最後に
たったこれだけの工夫で、長い間便秘気味だった長女のお腹の調子が改善されました。
今では、羨ましいほど快腸なんですよ。
両方とも、300円前後で買えるしお手軽。
お通じでお悩みの方は是非お試しあれ(^O^)/
粉やお米に混ぜる配合は、お好みで増減調整してね~
⇒子どものうんちの回数は要確認!ほっておいて便秘になり初浣腸。
当ブログでは幼児教育の記事がよく読まれています♪
★Z会の記事一覧★(体験学習に強い)
★ポピーの記事一覧★(月1,000円以下の家庭学習)