シルバーウィークの外出を家族会議で決めていた時、新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)が候補に挙がった。
すると、長女が「それより、油壷マリンパーク(同県三浦市)へ行きたい!」と言うので、なぜ行きたいのかをプレゼンしてもらった(笑)
討論の結果、SWの初日の土曜日に行ってきました。
本当はSWではなく前の週に行く予定だった。
前日夜に公式HPをチェックしていたらイルカタッチやカワウソと握手など動物さんと触れ合える体験が数多く用意されていることを知った。
それらが事前予約制だったので、せっかく行くなら色々体験したい!と、予約を入れる為に1週間後にずらしたのだった。
目次
体験は事前予約がスムーズ!
公式HPのカレンダーの日にちをクリックすると、その日に予定されているイベントやふれあい体験が出てくる。
そこを見て参加したい体験を決め、事前予約制ならTelで予約。
イルカの餌付けは当日受付となっている。
電話で整理券が出るのか・どう並ぶのかなど尋ねたところ、「天候次第では開催しない日もあるので、当日の開館直後に電話で尋ねていただき、開催する日ならそのまま予約が出来ます」とのこと。
当日、開館時間の9時前に到着。
駐車場内の車はまだ10台に満たない。
長女がトイレに行きたいと言う。
駐車場のトイレは分かりづらい場所にあった。
マリンパーク入口に向かって左を見ると、道路を渡った先に灰色の小屋があり、それがトイレ。
暗く古い和式トイレだったけれど、虫がおらず綺麗に掃除されていた。
だから、トイレにはうるさい長女が何一つ文句を言わなかった。
これは珍しい(笑)
開館5分前からお客さんが並び始めた。
私はイルカの餌付けの8人枠を狙っていたが、家族がパンを食べたり準備中だったので動けない。
そうこうしている間に9時になり、電話をかけたら誰も出ない。
1分ほど鳴らしても出ない。
忙しいのかな。
列はすでに動いているので、家族を置いて先にチケット売り場へ。
結局電話は繋がらず、チケット売り場で申し出て予約&購入。
間に合った!
事前予約の体験
・イルカ、アシカのふれあい 3歳以上1人1,000円:定員20名
・カワウソにお魚あげて指タッチ! 3歳以上1人1,000円:定員20名
当日予約の体験
・イルカの餌付け 3歳以上1人500円:定員8名
他にはサメの餌付け&見学ツアーもあったけど、小学生以上なので娘たちは対象外。
日祝は、裏側見学ツアーやペンギンとのふれあいなど体験メニューが増える。
入園料は、公式HPの「総合案内」→「割引のご案内」に10%割引される方法が書かれているので要チェック!
園内の様子
開館直後の園内はお客さんの数も少なく、のんびり回ることが出来た。
園内の水族館「魚の国」と、屋内大海洋劇場「ファンタジアム」以外の展示は、屋外に点在しているので雨天時は雨具が必要。
特にカワウソとペンギンは屋根が全くないので雨天時はゆっくり観察しにくいんじゃないだろうか。
園内はこじんまりとしていて、幼児でも十分回れる広さだ。
ふれあい体験の集合時間が、10時30分、14時5分、14時50分。
半日で回れそうな園内をどうやって1日過ごすか来る前から思案していたのだけど、杞憂だった!!
その理由は、餌付けガイドやパフォーマンスのタイムテーブルが流れるように組まれていて、それを巡っていくと時間が経つのがあっという間。
(次のイベントが始まるまでの時間が5分だとしても、こじんまりした園内なので充分間に合う。凄いメリット!)
我が家は幼児連れだから途中で「お腹減った~」だの「トイレ~」があって、1日居たのに観られなかったイベントもある!
メガマウスという大型サメの解剖映像と標本や、9/19~の特別展「シースター・棘皮生物の世界」での学術的な展示もあり、普通の水族館とは少し違った楽しみもあった。
私はメガマウスの巨大な心臓だったり、ナマコ(だったかな?)のMRI動画(?)で内部に寄生している貝が輪切りになるところがグッときたけれど娘たちには不評だった(笑)
朝のいるか・あしかパフォーマンスの後に、イルカ、アシカのふれあいが始まるのでパフォーマンス会場へ。
油壷マリンパークはワンちゃんも一緒に入園でき、パフォーマンス会場の客席の一番上の端にワンちゃん連れ用のスペースもある。
園内にはドッグランがあり、ワンちゃん連れのお客さんも結構見かけた。
パフォーマンスは、ストーリーがあって演劇調に進む。
擬人化したペンギンくん(顔はペンギン)も出てくる!
色んなストーリーがあるみたいだけど、今回は、スター○ォーズ風。
赤色のライト○ーバーを持ち、ペンギンくんはイルカやアシカ達のマスターに扮していた。
(赤は暗黒面の力だよね、緑色のセーバーの方が良くない?w)
ストーリーは定期的に新しくなるようで、こちらのブログ(水族館に行ってまいります。)に詳しく書かれている。
(語り口も面白いw)
パフォーマンスの写真は良いショットが撮れなかったので割愛。
イルカ、アシカのふれあい
パフォーマンスの後、参加者は会場に残り、ふれあい体験が始まる。
先にアシカと握手。
思っていたより硬く、目がつぶらで可愛かった。
次に、イルカタッチ。
ツルツルでゴムのように滑らかで張りがあって、びっくりした!
下の写真は、現地の写真屋さんが撮ってくれるもので、購入は任意。
1枚1,100円。
食事・軽食
園内にレストランと軽食を売るショップが1軒ずつある。
今回レストランには入らず、家から持参した。
園内への持ち込みは可能。
園内の芝生がモリっとして気持ち良いので天気が良い日はシート持参だとのんびりできそう。
この日は夏のように暑く、屋外のベンチには日陰が無い。
(日陰のベンチは軽食ショップ専用なので持ち込み出来ない)
無料休憩所として開放している「すいぞくかん学園潮風校舎」へ。1階にトイレと日陰の机・ベンチ。
3階は展望台。眺望はこちら↓室内はこんな感じ。真下が磯なので潮騒が聞こえ、涼しい風が吹き込んで快適だった。
潮風校舎の奥にはちょっとした遊具があり、気分転換になる。
他に持ち込み可能なのは、イルカ・アシカのパフォーマンスをやっていない時間帯の屋内大海洋劇場「ファンタジアム」。
こちらも日陰で涼しい。
軽食のショップは、パフォーマンス会場の出口に近く、午後のパフォーマンスが終わった後そのまま冷たい食べ物を買いに並ぶ人で行列になっていた。
かき氷やソフトクリームが飛ぶように売れていた。
ソフトクリーム420円、でかい!!牧場直送の生乳を使っているとPOPに書いてあったような気がする。
ジェラート(360円)より美味しかった。
量も多いのでおすすめ。
もの作り体験
砂絵やジグソーパズルや粘土などの工作系の物作り体験もある。
場所は先程写真を載せた潮風校舎にて。
ここにモノづくり体験用の見本や画材が置いてある。
昼食時に訪れた際にそれを見た娘たちが「やりたい!」と言い出したので、食後に体験。
その日は期間限定のUVレジンが開催されていて講師スタッフがいた。
聞くと、レジンはここで受付出来るが、その他の通常の体験は入場口のチケット売り場でしか申し込めないとのこと。
ちょっとガッカリ。
その場で受付してもらえたら助かるのになぁ~。
炎天下を歩いてチケット売り場まで戻り、申し込んだ。
色々な体験が、1回500円。
娘たちは「動物おえかき」をチョイス。
チケット売り場のレジで白い陶器の好きな動物を選び、潮風校舎で色を塗った。
カワウソにお魚あげて指タッチ!
一人につきワカサギ3切れをあげることが出来る。
左手を筒に差し込んで、右手でワカサギを見せるとカワウソが筒の中に手を伸ばしてくるので、その小さな指にタッチできる。
肉球がぷにぷにで、気持ちよかった。飼育員のお姉さんがお客さんのカメラで撮影してくれた。
流れ作業のような感じではなく、とても丁寧に何度も写真を撮ってくれるので、すごく良かった。
家族4人とカワウソちゃんの写真や、カワウソちゃんだけのこんな可愛いものも!
後で見て「キャー!♡」と叫んでしまった。
お客さんが交代している間にジタバタと動いたり、半分寝かけて目を閉じていたり。
動きが可愛くて癒された…(*´▽`*)
イルカの餌付け
パフォーマンス会場の横、屋外のいるかプールにて。
いるかは2頭待機していて、そのうちの1頭に家族4人でご飯をあげることになった。
子どもが未就学児だから、
「幼児一人と付き添う大人一人をセットにして一緒に参加されても大丈夫ですよ。
(500円×4人ではなく、500円×2人にして餌は二人分だけど4人で参加OK)」
と、嬉しいご提案を頂いた。
でも、私達大人も楽しみにしていたイベントだから4人分で申し込んだ。
1人につき、サバ5匹。
朝早くから来てよかった。堪能できた。あ~ん、と大きなお口を開けて待っているマックスくん。
上からポトリとサバを落とすと、丸呑み。
歯は食べ物を噛む為ではなく、噛みつく為の役割だと飼育員さんが教えてくれた。
終わったら、指示に従ってバイバイやバンザイをすると、マックスくんも首を振ったり尾びれを出してレスポンスしてくれた。
楽しかった(≧▽≦)
↑写真屋さんは違うアングルから撮るので、「こうなっているのか」と分かる。
可愛かった動物ピックアップ
今回、ふれあい体験がメインの記事。
だから、通常の展示についてはすごく可愛かった動物さんをピックアップ(*´ω`*)↑マダコ。
水槽に近づいたら、蛸壺からにゅ~と出てきてた。
こちらの様子を伺っているような動きをするの!
タコに感情はあるのか…?↑イワトビペンギン。
朝一番の時間。
みんなでチャプチャプ浮いている。
お尻をパタパタ振ったり身体を掻いたり、可愛いのなんの。
すごく近いところで観られるので、鼻息(?)がフー!フー!と聴こえた。
飼育員のお姉さんの肩に乗る子や、エサをもらう時にお姉さんの膝の上に乗る子も。
国内でもイワトビペンギンの飼育数が多く、繁殖に成功していることで有名なようだ。
昼以降はお昼寝タイムなのかほとんどがじっとしていたので、可愛い姿を見るのは朝を狙って!
私は、水槽前が混んでいて全然見えなかったり、満足いくまでじっくり観察できないような
(後ろの人に早く替わらないと…という空気)
大規模でお客さんも沢山の水族館より、油壷マリンパークのようにこじんまりとして、のんびりした水族館の方が好きなので、満足だった~。
周囲の環境も自然が多く気持ちよい。
個人的な希望
ペンギン島とドーナツ水槽の前に椅子を増やしてほしいな…。
のんびりできる水族館だからこそ、ゆっくり座って時を忘れて鑑賞出来たら嬉しい。
それと、駐車場の清算機は5千円札、1万円札が使えないことをどこかに表記してくれていたら嬉しかったな。
清算機の前でちょっと焦った。
見落としていたかな?
また行きたい!
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