家庭学習、楽しんでますか?
課題、クリアできていますか?
うちの長女(小1)の家庭学習は、12月から停滞し始めちゃって…。
主人に相談したところ、「問題量の見える化が出来てない」と指摘を受けました。
この記事では、可視化についてどんな対策をしたかと、Z会、ドラゼミ、スマイルゼミの「学習カレンダー」の差が分かります。
(投稿日:2017年1月25日)
停滞の理由
不登校の長女が、12月あたりから少しずつ学校へ行けるようになってきました。
(登校拒否の記事一覧)
2学期だけでも欠席36日なので、れっきとした「不登校」です…。
※「不登校」の定義が「病気や経済的な理由による者を除き年間30日超の欠席」
(36日って、思っていたより少ない。
2学期は挨拶だけの日や、遅刻&早退で1時間もいられなかった日がほとんどだったから、感覚的にもっと行けてない感じがする)
長女のふんばり時に、家ではリラックスさせてあげたいと思い、それまで行っていた学習ペースの管理をしないでいました。
学習習慣はついているので、長女は自主的にテキストやドリルを取り組んでいたけれど、こなす量が少なかった。
12月は、週に1回そろばん教室に通い始め、習い事が増えたのも原因のひとつです。
(1月からは週2回)
それまでの学習ペース
- 毎日の時間帯、学習量は本人に任せる
- 週末に、「1ヶ月の目標量の今週分」に足りていない量をチェックし、長女に教える
上記の週末のチェックをやらない状態だったんです、12月は。
長女は、Z会とドラゼミとスマイルゼミを受講していて、12月のペースだと、全然追いつきません。
9月や10月の、欠席が多かったときは、バリバリ自主学習し、3社受講をこなしていましたが…。
12月は冬休みもあり、クリスマス前から帰省しました。
教材を持って行ったけれど、インフルエンザにかかり何も出来ない日もありました。
また、長女が長期休暇にしか会えない祖父、祖母、いとこたちとの時間を大切にしたかったので、全く勉強しない日が続いても口を出しませんでした。
帰省後、普段の生活に戻り、残った講座の量を確認して、長女と二人で愕然としました。
どの教材も、1/4~半分しか出来ていなかったのです…。
停滞の結果
その結果、12月分は捨てた!
捨てたと言っても、Z会とドラゼミの添削問題は提出済み。
提出目標期限が設定されているし、1年後には添削自体受け付けてもらえなくなるから、早い方がいいと思って。
それから、長女に「Z会とドラゼミどちらのテキストを解きたいか」尋ねたら、ドラゼミを選んだので、ドラゼミの12月号は全て解くことに決めました。
Z会とスマイルゼミの12月分は、諦めました。
Z会のテキストは数年後、次女が使えるな…という打算もあります(汗)
私の意見
私も、Z会よりはドラゼミを解いてほしいと思っていたので、長女がドラゼミを選んで、内心ホッとしました。
そう判断した理由は、
- Z会国語は自由作文が多い、算数は国語との複合問題があったり、解説は丁寧で細やか⇒Z会のメリット
- ドラゼミ国語は読解問題とミニ作文が多く、慣用句など言葉の習得も⇒ドラゼミ国語のメリット
- ドラゼミ算数が長女にとって難化しつつあり、今回飛ばしてしまうと、以降に「抜け」ができる恐れがある
現時点でのZ会のメリットと、ドラゼミのメリットを比べると、やはりドラゼミを優先したい。
特に、ドラゼミ算数12月号の後半に筆算の出題があり、算数が好きではない長女がこれをパスすると良くないと感じたのでした。
(Z会12月号では未出題)
↑写真は全て正解していますが、丸つけ前に、途中で、縦に数字を並べて「出来ないー!!」と唸っていたので、ストップして一緒に解きました。
なんと、位の仕切りの点線を「二つの数字の仕切り」だと勘違いしてましたよ…。(オーマイガー!)
そうすると、答えが3桁になってしまうので、「千の位を書く箱がない!」と唸っていたのでした。
対策
普段は、娘たちの家庭学習に口を出さない主人ですが、冬休みの長女の姿を見て気になったのでしょう、こちら側へ歩み寄ってきました。
「〇〇(長女)は、あとどれだけ残っているか分かってんのか?」
「1年生が自力で把握するのは無理や。親が見せてあげないと」
「週末に足りない分を教えるのもいいけど、先に、問題量の見える化をしなさーい!!」
カチャカチャ。 ←ノートPCを操作する音
「はい、コレ」
と、渡されたのが、その月のテキストに日付が割り振ってある簡単な表でした。
それを、手直ししたのが、これです↓
(本当は、解いた単元を数値化し、国語と算数を一元化して見せるものでしたが、簡易化しました)
列の内容は、
「日付めやす」「その月習う単元」「取り組んだ日」「保護者メモ」の4項目。
1日~25日までにテキストを終えることを目標に、おおまかに単元と日付を割り振っています。
まだ試作版ですが、この表を使ったら、長女が、
「わーーーーー!!!こんなに残ってる!!!!」
と言って、突然危機感を持ちました。
そして、ちょっと無茶かな?と思いつつ渡した「目標」(写真の中心部、算数の7まで)も、「お母さんをビックリさせるよ」と言って、ひとつ多くクリアしてきました。
愛いやつじゃ(笑)
とりあえず、作戦は成功したようです。
(本当は、長女自身に取り組んだ日付を書いてほしいけど、そこは興味がないらしく、私が記入しています)
ようやく、ドラゼミ1月号の終わりが見えてきました。
教材カレンダー比較
それでは、各社教材のカレンダーを見比べてみましょう。
Z会
解き終えたページがナンバリングされたシールを、終わってから貼るか、解く予定の日に貼るか、の使い方になります。
普通は、シールの残量で残問題量が目に見えますが、長女はご褒美シールに楽しみを見出せないタイプで活用していません。
- 予定の日に貼る方法では日付との紐付けがされ、ペースが掴みやすい。
- 予定の日に貼る方法で途中の単元を飛ばして解くなど予定が変わった場合、シールの貼り直しなど修正が大変?
- 解き終えて貼る場合、残ったシールの量で残問題量の把握が可能。
(公式HP⇒Z会)
ドラゼミ
上部は、終わったページに対し、シールを貼る部分です。
- 解いてないページが一目で分かる。
- 日付との紐づけはなし。
- 残ったシールの量で残問題量の把握が可能。
下部のカレンダーとどう連動させるかが難しそうです。
(公式HP⇒ドラゼミ)
スマイルゼミ
(写真、下の方の水色のケースのタブレットが、新しいモデル)
画面内容は、2台とも同じです。
タブレット教材なので、シールはありません。
4日、7日、9日についているマークは、勉強後に保護者が連絡を受けてメッセージを返す際に押されたスタンプです。
- 保護者が「ミッション」(優先させたい勉強項目)を指定し、タブレット起動時にそれを反映させることは出来る。
- 家族や友達の誕生日やその他のスケジュールを入力できる機能がある。
(公式HP⇒スマイルゼミ)
チャレンジ
ここまで書いて、ハッとしました。
1年生4月号の3社教材比較の記事で、チャレンジのカレンダーについて言及していたよ、私!?
写真はこれ↓
チャレンジは、テキスト内に学習目安の日付が書かれているんです。
もう1枚の写真は元の記事(※)にあるので割愛しますが、貼り付けるシールの台紙にも丁寧に目安の日付が書かれていました。
これも、決められた順番で取り組んだ場合の目安なので、柔軟な対応は取りにくいのかな。
自作が完璧じゃ!?
偉そうなことは言えませんが、この中では自作のカレンダーが、一番柔軟に使えそうです。
自作おすすめポイント
- 好きな単元から解いてもOK
- 解いた問題、解いていない問題が一目瞭然
- 保護者欄に「目標」や「点数」などメモを自由に書き込める
学習ペースでお悩みでしたら、自作カレンダーを試してみてくださいね~。
むーち(@mu_chiblog)でした。
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