長女は2年生になってから、漢字のミスが多い!
単純にド忘れしたり、一画足りなかったり、余分な一画が付け足されたヘンテコ漢字を書いていたり…(笑)
それから、家庭学習の丸つけの時に、書き順で娘と意見が割れる時があるんですよー!
でね、1年生の漢字ポスターには書き順も載っていたので、壁を見ればすぐに解決していましたが、2年生では習得漢字の数と画数が増えるので、ポスターに書き順は載っていません。
そんな時に、漢字ドリルやドラゼミのテキストを開いて探すのもいいんだけど、もっと漢字を身近に感じ、勉強になる調べ方はないものかと考え、漢字辞書を買うことにしました。
小学校低学年でも使いやすく、楽しい辞典、ただし情報量は多く、長く使えるものをコンセプトに探し、購入した漢字辞典がとてつもなく満足度の高いものでしたので、おすすめします。
入学のお祝いにも、もってこいの一冊ですよ~♪
目次
チャレンジ小学漢字辞典(カラー版)
付属品は、
- おもしろ漢字クイズブック(中身は後述します)
- おたすけ使い方カード
- アンケートはがき(初回出荷限定)
アンケートに答えると、全員に500円の図書カードがプレゼントされる。
このハガキが封入されるのは初回出荷限定なので、購入の際はご確認を。
長女は、天使の絵と綺麗に色分けされたさくいんナビを見て、「わぁ~!」と喜んでいた。(写真下)
やはり、色がついていると見やすい。
このチャレンジ小学漢字辞典カラー版は、2017年3月が初版。
おおっ、良いタイミングで購入できた♪
1985年の初版から、30年以上改良され続けている一冊。
上の写真の「ふろく」は大人でも知的好奇心を刺激される内容。
呉音・漢音・唐宋音なんて知らなかった。
もちろん、全ての漢字にふりがなが振ってあるので、1年生から読める。
中高生用の辞典のサイズより大きく薄いので、手の小さな小学生低学年でも持ちやすい。
載っている漢字について
漢字数:3,046
種類
小学校で習う1,006字以外に…
- 改訂常用漢字表に合わせて、新しい常用漢字は全て入っている。
- 人名用漢字。
- 常用外だが身近な漢字も収録。
長女は自分の名前の漢字(当て字ではない人名漢字)を調べ、載っていたので嬉しそうにしていた。
漢字の意味を知ってくれて、私も嬉しい。
索引の種類
音訓索引
読み方を手がかりに探す方法。
音読み、訓読みどちらも載っているので、お子さんの好きな方の読み方で検索可能。
「音訓さくいん」で分かる情報
- その漢字を習う学年
総画索引
画数を手がかりに探す方法。
「総画さくいん」で分かる情報
- その漢字の部首
- 画数を間違えやすい漢字にはマーク付き
- 学校で習う漢字・常用外の漢字にはマーク付き
部首さくいん
表紙裏の見開きが、部首索引になっています。
部首を手がかりに探す方法。
「部首さくいん」で分かる情報
- 画数を間違えやすい部首にマーク付き
- 部首と間違えやすい字の形(裏表紙裏の解説へ誘導)
部首と間違えやすい字の形がリストアップされているので、「ない!部首がない~!」と焦ることが無い!
これ、すごい機能だなぁ…。
裏表紙裏へ誘導があり、正しい部首が分かる。
詳細は、次の項目にて。
部首と間違えやすい字の形から調べるさくいん
裏表紙裏は、さきほどの下側の写真。
ここでは、部首と間違えやすい字の形が画数順に並んでおり、その形を含む主な漢字をリストアップ。
正しい部首と掲載ページを見ることができるので、部首ではない字の形から検索開始した場合でも、漏れなく親字に辿り着ける。
学年別漢字さくいん
この漢字辞典を買ってよかったと思う理由、ナンバー1の便利機能!
- 正しい総画数が分からない
- 読み方も合っているか自信がない
- ぶ、部首…?
- でも、〇年生で習ったことだけは分かる!!
…という時に、とても役に立っています。
というか、低学年って、そんな状況がほとんどなんですよ…!!!
この索引方法が無かったら、子ども一人では使うことが出来なかったので、本当に助かる。
だって、いちいち親が「その字はチュウと読むよ」とか補助していたら、自主性や好奇心が育たないよね~。
書き順で意見が分かれたので調べてみた
ここからは、実際に調べた様子を写真付きでお見せしますね。
ある日、家庭学習中(ドラゼミ)に、「昼」という漢字の書き順で長女と意見が分かれました。
詳しくは、「右側のはらい」の順が、私は日を書いた後、長女は日を書く前、に分かれたんです。
でね、「昼」を習ったのがドラゼミ何月号かすぐに思い出せないと言うので、こんな時こそ漢字辞典~!!
(「昼」は学校では10月頃習う。ドラゼミはオリジナルカリキュラム)
長女は、自分で「チュウ」と読めたので、音訓検索から探し始めました。
上側の写真が、音読みの索引結果。
下側の写真は、訓読みでの索引結果。
音読みに親しみがない低学年のお子さんでも、訓読みさえ分かれば検索OK。
↑見つけたページを開いたところが、下側の写真。
辞典が大きいので、読みやすい字の大きさ。
そしてオールカラーなので綺麗。
ちなみに、上側の写真は、学年別索引の「昼」が載っているページです。
↑「昼」の拡大写真。
分かること
- 部首
- 部首以外の部分の画数
- 親字見出し(この場合、「昼」)
- 総画数
- 習う学年
- 読み方
- 書き方見本(形よく書くためのポイントが赤字で示されている)
- 筆順
- 人名用漢字(親字とは別の字形)
- なりたち
- 意味(同じような意味の漢字・熟語の例・反対の意味の漢字や対になる漢字も載る)
- 親字が上につく熟語
- 親字が下につく熟語
それ以外にも、
- 許容字体
- 別の字形
- 特別な読み(巻末の付録に主な一覧あり)
- 読み方が同じ熟語の、意味の違いと使い方(別途コラム記載のあるものもあり)
このようなことが分かります。
2年生の子の親として、筆順や書き方見本、習う学年が載っていることは、とても嬉しい。
筆順を調べた長女、「〇○が合ってた~!!ホラ!」とこのページを見せてきた。
あーあーあ…。
ほんと、恥ずかしい。
自分のアホさを実感することが多い最近だ…。
分かること(欄外)
ここからは、欄外に書いてある内容です。
↑上側の写真、辞典の右端に、緑色の部分がある。
ここには、部首の画数と、その画数の部首が掲載順に並んでいて、現在のページの部首は赤色になっている。
慣れてくると、このような「部首索引ナビ」を使って、感覚的に辿り着くこともできる。
また、下側の写真の、右下には「画数ヘルプ」という情報がある。
画数ヘルプには、画数を間違えやすい部首の、正しい画数が載っている。
例えば、部首「王」から調べようとして4画を見ても、「王」は載っていない。
このヘルプに「王→5画」と書かれているので、5画のナビを見ると、「玉(王)」とあり、王へんの漢字は玉にまとめて掲載されていることが分かる。
↑欄外下には、四字熟語・ことわざ・故事成語が載っている。
端から端まで、ここまで余白を残すことなく有効活用されている辞典って、ある!?
情報量が多すぎて、大人が読んでも飽きない!!
…まとめると、
- 部首さくいんナビ
- 画数ヘルプ(画数を間違えやすい部首の正しい画数への誘導)
- 四字熟語
- ことわざ
- 故事成語
別冊
辞典と同じサイズで、112ページのおもしろ漢字クイズブックが付いてきます。
漢字に親しむ簡単なクイズから始まり、例題を解いてから自分で漢字クイズを作って漢字への理解を深める!
まとめ
- 低学年から一人で使えて多機能(特に、全てにふりがな・学年別索引・書き方見本・筆順)
- オールカラーで綺麗、見やすい
- 付録の内容が深くて大人でも楽しめる
- 情報量が多く、長く使うことができる
買って大満足な漢字辞典でしたー♪
辞書引き学習法
Amazonで購入する時に、「コレも一緒に買われています」とオススメされたのが、辞書引き用ふせん!!
私は、やったことがなくて、そういうのがあるのを知っていた程度。
安いし、ついでに買ってみた。
(Amazonなら、400円以上安かった♪)
糊がついている幅が、欄外のスペースにぴったりで、裏ページにはみ出さない!!
さすが辞書引き専用の付箋だねぇ。
1,000枚入り。