長女、小学1年生の春。
6年以上続けてきた、チャレンジ(こどもちゃれんじ)を辞めることになりました。
ちゃれんじのキャラ、しまじろうやコラショが「好きだから辞めない!」と言っていた長女が、ドラゼミのお試し教材を取り組んだ後、「ドラゼミやりたいからチャレンジ辞める」と言ったのです。
まさに青天の霹靂。
でも、先行お届けでもらっていた「コラショの目覚まし時計」を返すのは嫌だと言うので、チャレンジは5月号から解約することに。
(1年生4月号の解約では、先行お届けの品を返品しなければならない)
結果、1年生の4月号は、ドラゼミとチャレンジ、幼児コースから継続しているZ会、合わせると3社を受講することになりました。
そこで、教材を取り組んでみて分かった3社の違いや、感じたことなどを書きます。
こちらの3社比較もどうぞ♪
Z会、ドラゼミ、スマイルゼミの難易度や問題量など比較しました
目次
3社共通して言えること
4月号の内容は、年長コースの1~3月号より簡単。
(長女はぷちドラゼミは経験ないですが、Z会とちゃれんじで同様だったのでドラゼミも当てはまるかと思う)
ワークの国語では、鉛筆の持ち方や線を引く練習から。
算数では、数字の練習や仲間集めから。
幼児コースで足し算や引き算の考え方を習っていた長女は、4月号の内容が、昔にさかのぼってしまったので、やる気を失ってしまいました。
簡単な問題は面白くなかった模様。
逆に言うと、この4月から家庭学習を始めるお子さんを対象に、すんなり入りやすく作られています。
実際、学校の授業参観で見た様子や、長女に尋ねた内容から、学校の授業と変わらない進度となっています。
(Z会とドラゼミはオリジナルカリキュラム)
以下、各社の特徴です。
チャレンジ
我が家は、紙ベースの「オリジナル」タイプを受講しています。
(他には電子教材を使う「タッチ」や「ハイブリッド」があります)
学習ペースのナビ
学習カレンダー、やったよシール、テキストに学習ペースの目安が書かれています。
目安が書かれているのはチャレンジのみ。
これを見て、子供でもペース配分がしやすいですね。↓
DVD
中身は見ていません。
包装のインデックスによると、「涙の卒園スペシャル」というアニメ、ひらがな、かず、えいごのミニコーナーが入っていました。
教科書対応ページ
各教科書の対応ページが書かれてあります。
(教科書準拠なので当然と言えば当然)
ボリューム
テキスト30回、ドリル26回分(ドリルは年3回のお届け)、はてなはっけんブック(年3回65ページ)の、ボリュームは、3社中一番多い。
それでも問題が足りないお子さんには、進研ゼミのウェブ上に「漢字計算ウェブ」があり、ひらがなとかずの問題を無料でプリントアウト出来ます。
そして、3社中、月会費が一番控えめ。
最もお買い得と言えます。
チャレンジ:2,705円、Z会:4,410円、ドラゼミ:3,045円
難易度
ドリル(応用)と、Z会のハイレベル問題を比較すると、チャレンジのドリルの方が難易度が高いです。
↑上、チャレンジ。
↓下、Z会。
しかし、考慮すべきは、チャレンジのドリルは年3回のお届けなので、配布されない月はハイレベルな問題に触れられない点です。
(対してZ会は、ハイレベルコースを受講すれば毎月取り組める)
解答と解説書
他社に無いのが、「つまずきアドバイス」。
子供が間違いそうな解答をピックアップし、つまずきの原因と導き方が書かれている。
また「伸ばす!ほめことば」や「もっとやってみよう!」など、分かりやすい見出しが作られている。
追加問題
「考える力・プラス講座」が、月々2,359円で用意されている。
(「チャレンジ」を受講せず、「考える力・プラス講座」だけの受講も可能)
国語、算数、理科、社会と4教科。
内容は、楽しく基礎を学ぶ「チャレンジ」より、応用的で「体験」「正しく読み取る力」「伝える力」を伸ばせるオリジナルカリキュラム。
テキスト誌面にキャラクターはおらず、至ってシンプル。
工作や添削問題もついている。
実は、今、案内書と誌面見本を読んだところで、結構、面白そうな内容です。
4年生からは「考える力・プラス 中学受験講座」となり、5年生からは「公立中高一貫高受験講座」の選択も可能となる。
これ知らなかったー!
ひっそりと同封されていたのだけど、もっと大体的に営業かけたらいいのに。
以上、ここまで進研ゼミ(チャレンジ)でした
ドラゼミ
進度と個性
算数で、他社が仲間分け・数の大小・順列程度で終わっている中、ドラゼミは「数の分解」まで進んでいた。
図形パズルや一筆書き、国語では漫画の読解や吹き出しを考えたり、なぞなぞなど、他社にはない個性がある。
毎日の反復用の課題があるのもドラゼミだけ。
ボリュームに対する会費
チャレンジが毎月見開き30回&年3回はドリル26回追加(2,705円)、Z会が毎月見開き20回とドリル毎月30回(4,410)の中、ドラゼミは毎月見開き27回のみ(3,045円)。
ボリュームと月会費のみで比較すると、ドラゼミは割高。
解答と解説書
他社に特色があるのに対し、ドラゼミの「解答ノート」は、文章が少なく、寂しい。
もう一歩踏み込んだ解説が欲しいところ。
以上、ここまでドラゼミでした。
Z会
国語
Z会にだけ、「きく」という分野があり、保護者がおはなしを読む。
聴くだけで終わる回もあるし、保護者の後に、子供が読む回もある。
解答と解説書
一言で言うと、細かくて丁寧。
そして、大人が読んでも知識となったり興味深い内容が書いてあったりする。
写真は、ドラゼミの解答ノートの写真と同じ「しりとり」を扱った問題に対する解説。
文字数にかなりの差があることが分かるかと思います。
生活科
Z会にだけ、「しゃかいのたね」「りかのたね」という生活科の教材がある。
幼児コースの体験学習「ぺあぜっと」の延長上のような教材。
「ぺあぜっと」取組みの様子の記事一覧
ちなみに、4月号の社会は時間管理、理科は野外活動の内容でした。
添削問題の枚数
他社は1枚(国語と算数の両面印刷)のところ、Z会は3枚提出する。
3枚の内訳は、国語と算数(共に両面に問題あり)で1枚ずつ、生活科の「けいけん」で1枚(片面)。
また、添削に関係はないが、任意でお題に対する絵を書いて提出する「おたよりシート」もある。
保護者用冊子
他社には、毎月届く保護者用冊子があり、学校生活や家庭学習を進めるに当たってのヒントなどの情報を読める。
Z会では、毎月封入の形ではなく(ダイジェスト版のチラシが封入)、ウェブ上に保護者用サイトがある。
紙を使わないのでエコ。
冊子の置き場に困ることもない。
また、サイトには数学の問題があったり、物の色や錯覚、元素の話など科学のコラムが読めたり、他社と比べて知的な感じがする。
以上、ここまでZ会でした
最後に
3社の教材に取り組み、明らかな違いや感じたことをざっくりと書きました。
長女も頑張ってくれたけど、まだ全ての問題を解けていないので、白紙の教材の写真が多くなってしまいました。
3社同時受講は、ちょっと大変でした。
(来月からは2社なので落ち着くと思う)
今後、新たな相違に気付いたり、何か感じることがあれば、追記していきたいと思います。
努力賞比較
添削問題に取り組んだ回数によって、様々な楽しい品物と交換できる努力賞。
ざっくりと比較です~。
記載の商品は、各社の最高枚数で交換できる物の一つ。
金額はググって調べた参考価格です。
必要年月はおおまかです。
(学年や受講教科数によって条件が変わります)
チャレンジ
品数が多く、子供が好きそうな知育玩具や文具、おもしろグッズがたくさん。
ポイントで募金が出来るのはチャレンジだけ。
最高ポイント:240(必要年月:約2年半)
おうちでマカロン:6,800円
(商品名が違いますが、パッケージの内容物が同じなのでおそらくこの商品)
ドラゼミ
他社との違いは、漫画雑誌やゲーム機があること。
最高枚数:252(約4年)
Newニンテンドー3DS:16,000円
Z会
他社との差は、地味(笑)
「Z会グレードアップ問題集」も交換可能…って、また勉強するんですかい!?
最高ポイント:200(約4年)
ケンコー デジタルマイクロスコープ:7,000円
うーん…
こう見ると、Z会の商品換算レートがしょぼい気がします(;´∀`)
公式HP集
気になる教材はありましたか?
以下のリンク先で、無料お試し教材の申し込みが出来ます。
チャレンジ
<進研ゼミ小学講座>お子さま一人でも楽しく取り組める教材設計で、自ら学ぶ力が身につく!
ドラゼミ
Z会
関連記事
小学ポピーの1年生4月号教材にも取り組みました。
⇒小学ポピーを徹底解剖!学校で落ちこぼれない、勉強できる子にしたいなら。
12/17追記:
こちらの3社比較もよく読まれています!全て受講しています!
⇒Z会、ドラゼミ、スマイルゼミの難易度や問題量など比較しました
★Z会の記事一覧★(解説書が丁寧、経験教材は他社にない)
★ドラゼミの記事一覧★(国語力がついた!)
★スマイルゼミの記事一覧★(問題が無制限)
★チャレンジの記事★
★がんばる舎の記事一覧★
★ポピーの記事一覧★
★四谷大塚の記事一覧★
★SAPIXの記事一覧★