何かと我が家に「新しいこと」をもたらす小1長女です。
一人目育児って知らんこと多すぎる。
事が起こってから「なんじゃそりゃー!?」状態です、ほんと。
それが醍醐味なんでしょうね。
その時は大変でも、経験値となって生きてくるはず。
今回は、7歳長女が知らん間に便秘になってしまったお話です。
⇒幼児も痔になる!?~肛門科デビューから便秘解消への道のり~
便秘の原因
お腹が空っぽ
先日、長女が流行中の急性胃腸炎にかかりました。
さっきまで元気だったのに突然嘔吐が!
そしたら熱が!ああ、下痢がっ!!ってやつです。
周りの友達は下痢の子もいましたが、娘は下痢なしでした。
元々、嘔吐することや嘔吐物が極端に嫌いな長女。
(次女が嘔吐中は、お気に入りのぬいぐるみを戸棚の中へ、自分は子ども部屋へ避難していた。
ちなみに次女は、長女嘔吐中の横で『がんばってね』と言いながら見守っていた。何なのこの差?w)
発症から2、3日で体調も良くなりましたが、食べ物が食べられない状態。
食べるとまた吐くんじゃないかと怖いのだと思う。
本人は何も言わないけど。
身体は元気なのに、飲み物だけで「ごちそうさま」、朝食がバナナ一口だったり、晩御飯がごはん3口と肉一切れなんて日が続きました。
私は、お腹が減ったらそのうち食べるだろうと、放っておきました。
…それでも食べない。
好きなおやつも食べない。
発症から5日後には、ようやく全快したのか、それとも恐怖心が和らいできたのか、少しずつ食事の量が増えました。
衝撃の一言
そして発症から10日目。
晩御飯を食べ終わった長女がひとこと。
「あー、お腹苦しい。あ、そういえば、うんち全然出てないんだ~♪」
まだ余裕なのか、楽しげです。
いつからか尋ねると、
「吐いてから1回も出てない」
ええっっ!?
二度見ならぬ、二度訊きしてしまいました。
お尻を自分で拭けるようになってから、トイレに関してずっとノータッチだった。
10日便通なしって、私は経験したことない。
いつもすべすべで適度な弾力の長女のお腹は、今はピンと張っていて、なんだか壁みたい。
お腹が痛いなどの症状はなく、今まで便意は一度もなかったとのこと。
緊急性はなさそうなので、翌日になってから、かかりつけの小児科へ相談しに行きました。
※4歳の便秘時は肛門科を受診しましたが、引っ越しした為、小児科へ行きました。
浣腸
診察台に仰向けになって先生にお腹をあちこち押されていた長女。
くすぐったいのか、笑っています。
「あーーー、うんちちゃん、たっくさんいるねー」
先生の説明に、長女がくすくす笑う。
私が覗きこんだので、先生が「お母さんも触ってみます?」と誘ってくださった。
左脚の付け根に近い下っ腹の辺りを強く押すと、こりっと固いものに触れた。
うんちちゃん也。
長女は「痛い」と小さく言った。
その場で浣腸された長女。
先生が、浣腸しながら「カスがたくさん出てくるねぇ」と言っていた。
私は、娘の顔の横にいるよう(安心させる為に)指示された後だったので、股間の様子が全く見えない。
カスって…?恥垢!?
いや、うんちカス?のこと?
さすがに「恥垢ですか!?」とは咄嗟に言えず(恥ずい)、謎のまま。
何だったんだ…?
※翌日、股のあたりが乾燥して痒いと言ってきたので、薬を塗るついでに確認したら、表面上に恥垢は無かった。
先生の発言はうんちカスが濃厚。
浣腸後は、病院のトイレの前で待機。
「15分以内に出てくるので、出た量を確認してください」と言われた。
でも長女は2,3分でトイレに駆け込み、水のように薬が出てしまった。
下痢になったと思ったのか、「こわい」と泣きべそだった。
しばらく待ったら固まりが少しでた。
診察室へ戻ると、薬の入れ直しはなかった。
今日中にもう少し出ると思うけど、出なかったら家で浣腸してください、と言われた。
出てしまうと、今度は溜まるまで2,3日便が出ないけど、それは大丈夫。
その後に、また出ない・出にくいということがあれば、うんちを柔らかくする薬を飲んだり治療へ移行しましょうとのことで。
それから、水分を摂る、食物繊維摂取の食事療法を心がけてください、と。
もらったお薬は、家庭用の浣腸と飲み薬のビオフェルミン。
あと、下痢になるかと心配して泣いていたので、安心させる為に、先生からお言葉をもらえるようお願いした。
「あれは薬が出ているだけだから、下痢にはならないよ。大丈夫です」
と、言われ、半信半疑な長女の顔がすごく面白かった。
本人は真剣なので、私は内心笑いを隠した。
その後
1時間半以内に3回トイレへ駆け込み、ようやくすっきりした表情になった。
便座に座っている時は、予測不能に湧き上がる便意に困惑してしくしく泣いていた長女。
ちょっと可哀想だった。
小学生でも、便秘にならない程度にうんちがちゃんと出ているかを確認する必要があると実感した。
長女には、2,3日うんちが出なかったら教えてね、と伝えた。
同じ食事内容でも、次女は快便だ。
個人差あるのかしら。
長女は、次女より小食で水分摂取も少ない。
そういえば、長女は3年前にも便秘になっていた。
まとめ
・小学生でも便通の把握をしておこう
・病院で浣腸後、1、2時間程度は何度もトイレへ駆け込むので、トイレのある場所へ。
(自宅での浣腸は、1回しか行きませんでした)
・浣腸で下痢にはならないので安心させてあげよう
トイレラッシュが終わった後、さつまいもと蒟蒻ゼリーを買い込んだむーち(@mu_chiblog)でした。
追記
(2016.12.8追記)
受診後から1日に1回便通はあるものの、量が少ない。
受診後4、5日後には、便意があってトイレへ行くのに、出ないようになり、
「出そうなのに出ないー!!」と泣いていました。
そして6日後。
「出そうなのに出ない」と苦しそうで、お尻を拭いたティッシュに血がつく。
相当硬い大便が蓋をしちゃってるんじゃないかと思い、家庭用浣腸をすることに。
(冒頭の写真です)
難しいかと思ったけど、説明書を見ながら落ち着いて挿入して、長女も痛がることなくリラックス出来ていた。
もう慣れたのか、トイレでは泣かずに待っていて、5分後に核弾頭のような巨大な大便出ましたーーーー!!!
あんなん初めて見たわ。
そりゃ苦しかっただろうなぁ。
そして長女の一言。
「大腸がスースーする…」
意:肛門を栓していた大物が無くなった所為で、大腸の中がスースーするのを感じる
「お腹の中が空っぽすぎて気持ち悪い」
と言いながら、布団に入ってスヤスヤ安らかに寝ております。
その後はスッキリで、トイレに複数回行くことはありませんでした。
あーーーー、よかった!
≪完≫
…
……≪完≫ではなかった!!!!
続編は鋭意執筆中!(12/24追記)