「こどもちゃれんじ」が届いた日に、ワークを全て解き終えてしまう、年長児の長女です。
毎日の学習習慣をつける為と、ちゃれんじより手応えのある教材を探したいと考え、 Z会 幼児コース を試すことにしました。
5月上旬、ネットにてZ会へ資料請求。
連休中でしたが、4日後に無料お試し教材が届きました。
そこで私が感じた、Z会幼児コースとこどもちゃれんじの違いについて書きます。
(投稿日:2015年5月17日)
目次
Z会のお試し教材内容
Z会のお試し資料のメインは以下の4種類の冊子となっています。
かんがえるちからワーク、ぺあぜっと、ぺあぜっとi、入会案内書です。
かんがえるちからワーク
●「答えが一つ」ではない問題がある。
自分で考えて、表現することに重点を置いている問題が多く感じる。
お試しの分量なのでその日に終わってしまったけれど、通常号は4倍のページ数になるので、こどもちゃれんじの時のように1日では終わらないと思う。
ぺあぜっと
●絵本のお話は、ふりがな付き漢字使用。
長女は「これがワークなの?」と、机に向かって取り組む課題ではないことに驚いていた。
野外で行う体験もある。
週末など時間がある日まで持越しになる。
全てがそうではなく、ワークのように机で取組み、10分程度で終わる課題もある。
ぺあぜっとi
ぺあぜっとの学習の解説が非常に細かく載っている。
『親がうまくリード出来るだろうか』等の不安を解消できる。
やり方とコツ、問いかけへの答え方、子どもを主役にする工夫、生活につなげる工夫、その学習が小学校何年生のどの教科に結びつくのかまで詳細に記されている。
例えば、手元に届いた号は「光」がテーマ。
ぺあぜっとiには、「懐中電灯の光はなぜ遠くまで届く?」「輪郭のはっきりした影を作るには」など、大人も勉強になるようなコラムが載っている。
Z会幼児コースについて詳細は、私、むーち(@mu_chiblog)が新たに始めたZ会幼児コースと小学生コースのブログもご覧ください♪
⇒Z会を楽しむ会員親子のブログ
参照記事:Z会幼児コース半年経過、長女の成長と変化
参照カテゴリー: 教材の内容と効果、Z会を選ぶ理由
ちゃれんじとZ会の進度比較
こどもちゃれんじ・じゃんぷ
- 算数⇒年長の春に、2つと5つを合わせたら何個?の問題。
(答えも数字で書く) - 時計⇒読みは年中の後半から始まり、年長の春に○時、○時半が出る。
- 算数と国語、物の比較の問題のみ。
Z会幼児コース
- 算数⇒年長の秋ごろの内容で、上記ちゃれんじの算数と同レベル。
- 時計⇒○時、○時半が出るのは年長の冬のようだ。
- 算数国語以外に、植物や料理など他教科の問題がある。
Z会とこどもちゃれんじの比較
ちゃれんじの良い点
こどもちゃれんじは音の出る教材やDVDの映像コンテンツとの連動で、ひらがなの読み・書きについては有利かと思う。
(「ぴかっと☆ひらがななぞりんマシーン」が秀逸だった)
進度が早い分、目に見えて成長を感じられた。
ちゃれんじの「?」な点
年長にもなれば机に向かう集中力が整ってくる。
音が出るような遊び要素の強い付録やDVDは必要ではなくなる。
年長ちゃれんじ「じゃんぷ」の付録が、理科の実験的な体験教材になってくることがその証拠。
なのに、相変わらずDVDが付録につくし、アニメシーンが増えているので不満。
「育児支援」比較
ちゃれんじ
こどもちゃれんじの保護者向け冊子は、子供の生活や発達・園生活での悩みなど、その月齢・学年に沿った「育児支援」の側面がある。
ママ友との人間関係やスクールカーストなど、ギョッとするような言葉も飛び出る。
私のように、一人目育児で何事も初体験なママには得る物がたくさんあると思う。
一例↓
Z会
Z会の「ぺあぜっとi」は、資料を見る限り「保護者の学び・知識」がメインであって「育児支援」ではない。
毎号、子育てに関する専門家のコラム・インタビューが載っている。
それは学問・知識・アドバイスであり、役に立つ内容だが、洗練されていて表面的な感じがする。
母親が毎日の子どもとの生活で直面する問題・疑問、園やママ友周辺の人間関係など、もっと生活に密着して掘り下げた人間臭い話題の方が身近。
私は、学問・知識よりも、人間臭い話題の方が知りたい。
(知識は他の書籍でも手に入りますし)
その辺りは、育児雑誌出版など手広く展開しているベネッセのこどもちゃれんじの方が、話題が豊富。
⇒しまじろうと一緒に豊かな体験を<こどもちゃれんじ>
比較のまとめ
(年少、年中の文字や時計の分野で長女に成果が出ました。
エデュトイで遊んだだけの次女は3歳で文字が読め、書きも多少出来ました)
Z会幼児コースが『【あと伸び力】を、いま身につける』と謳っているとおり、現在の成果というよりは、将来に向けて学力の伸びしろを培っていく内容となっている。
→こどもちゃれんじの方が、親子の日常的な育児支援面が濃い。
→Z会は、知的な読み物が多く、育児支援面は薄い。
進研ゼミ小学講座(チャレンジ)は、各教科書対応。
Z会 小学生向け講座は、オリジナルカリキュラムである。
学校の成績に直結するのはちゃれんじか?
総合的な「知力」が上がるのはZ会か?
そういう風に感じました。
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勉強が好きになる快感とは
Z会 幼児コース のお試し教材の話に戻ります(^O^)/
現在、次月スタートに間に合う申し込み締め切り日に近いです。
しかし、電話などの勧誘は一切ありません。
メールは来ていますが、「疑問があればお気軽に」といった程度。
必要なければ無視してよい物です。
肝心な長女はというと、Z会をとても気に入り、「もっとやりたい」と言っています。
かんがえるちからワークの中に、簡単に解けない問題がありました。
↑まず、「りくって何?」から始まります。
短気な彼女にしては珍しく、諦めずに試行錯誤。
正解できた時にとっても爽快な表情をしたのです!
「難しいけど解けた!」→「楽しい!」という快感(※)を得た!
※主人が言うには、
「悩んで解けた際の快感は、脳が覚えていてまた快感を欲しがる。
楽しかった記憶があるから、また問題に取り組む。
解けたらまた快感…の繰り返しで勉強が好きになる(苦痛ではなくなる)」
主人のうんちく、もう一つ。
「子どもが疑問に思ったことはうやむやにしない。
後ででもいいから一緒に調べること。
一度うやむやにすると、『言っても聞いてくれない』と何かに疑問を持つことをしなくなる。
→知的好奇心が育たない
→新しい物事を知る時の驚きと喜びが湧かない
→勉強が楽しくない」
Z会は、進度は遅いけれども、長女にとって初めての問題がありました。
「初めての問題」とは、自由に絵をかく課題描画の問題や、上記のクイズのような問題。
やりごたえがあり、ちゃれんじとは少し違った毛色のワークだった。
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