1月下旬から取り組んで来ました、4社同時請求シリーズ(番外も含めると5社)のまとめです。
私、むーち(@mu_chiblog)がお試し教材を終えて思う、目的別のおすすめや、その理由などの一覧です。
そういえば、現在受講中のZ会も含めると6社でした!
さらに、3月下旬になれば、チャレンジ1年生4月号も届くので、最終的に7社で比較します。
(こどもちゃれんじを受講中ですが、チャレンジ1年生のお試し教材の配布がなかったので、4月号教材が届くまでレビューできません。
ちなみに、Z会は年末に配布されました)
目的別おすすめ
目的は、4つに分かれています。
B:教科書の範疇に囚われず勉強したい!
C:今すぐ中学受験の対策をしたい!
D:2020年度以降の大学入試問題が気がかり!
A:学校の成績を上げたい、落としたくない!
●放課後は習い事や遊びで忙しいが、学校の成績は落としたくない
そんなお子さんには…「月刊ポピー」!
理由
教科書に合った教材で、「ワーク」→「チェック」→「テスト」の段階を踏み、間違った問題はその都度、すぐに復習が出来るよう工夫されていた。
すぐに、つまずきに気がつく→つまずきを放置しない→分かるまで解いてから、「テスト」で総復習できた。
ちなみに「テスト」は、学校のテストを想定して作られているので、テスト前に取り組むことで対策が出来る。
小学ポピーと相性の良い家庭
●学校の成績を確実に上げたい家庭、成績を落としたくない家庭
●習い事が忙しく、時間をかけずに授業の復習を効率良く行いたい家庭
●3,000円までの予算で家庭学習を行いたい家庭
感想
目的が「学校の成績を上げる」というシンプルな教材。ストレートで無駄がなく、効果的。
私が小学校の時に、ポピーをやっていたら、算数が苦手にならなかっただろうなぁと、強く思う。
学校の成績が伸びなかったり、勉強が面白くなくなる原因は、「つまずき」を放置してしまうことだと思う。
小学ポピーなら、教科書準拠なので奇をてらったところがなく、分かりやすい問題で、身構えることなく家庭学習を始めることが出来る。
月会費がお手頃なのも魅力的。
気軽に始めることが出来るし、他に習い事を沢山しているご家庭も負担を感じにくいかと思う。
B:教科書の範疇に囚われず勉強したい!(1)
●「作文力」にも対応したい
そんなお子さんには…「ドラゼミ」!
理由
ワークの難易度は教科書相当。
でも、図形パズルや一筆書きなど簡単には解けない問題がちらほら挟まれていて、良い刺激になる。
また、状況や感情を読み取って自分の思いのままに記述する問題もあるので、良い意味で型に嵌らない考え方の練習が出来る。
これをするかしないかで、将来の学力の伸びしろが変わってくるのではないかと個人的に思う。
ドラゼミと相性の良い家庭
●学校の授業は特に気になるところがなく、家庭学習を始めたい家庭
●図形パズルや毎日の計算などバリエーションに富んだ学習を取り入れたい家庭
●キャラ物でも気にならない家庭
感想
思っていたより、特色があって面白い教材だった。
漫画を用いた問題やパズルなど、教科書の問題を解くよりも、知的好奇心が育めると思う。
「勉強が楽しい」というきっかけ作りにもなるのでは。
キャラクター物ということで、拒否反応を示す親御さんもいるかもしれないけれど、チャレンジのようにキャラのグッズやキャラが出演する電子機器や、携帯電話での動画サービスなどついていない分、あっさりしている。
お子さんがキャラクターにのめり込むこともないかと思う。
うちの長女は、チャレンジのDVDやしゃべる目覚まし時計や、小さなタッチパネルの学習機器の動画を見てチャレンジのキャラクターを好きになり、「辞めない!」と言っていた。キャラクターに罪は無いけれど、グッズへの採用が過剰かなと思っていました。
ドラゼミは、あくまでも「紙面の中で登場」するに留まっていた。
※2016年4月号より、長女が入会しました。
B:教科書の範疇に囚われず勉強したい!(2)
●中学受験に挑戦するかも
●中学受験はしないけど学習の質を上げたい
そんなお子さんには…「Z会」!
理由
Z会というと難関大学向けの通信教育のイメージが強く、難しそう…と思っていませんか?
私がそうでした。
でも、長女が受講しているZ会幼児コースは、こどもちゃれんじより進度が遅く、難易度が低い時もありました。
決して難しくなく、様々な体験と勉強が楽しいと思える土台作りに徹していました。
小学生コースも同様で、「できた!」という小さな達成感を重ね、勉強習慣を確実にするための工夫がなされている。
また、ハイレベルコースを選択すれば、スタンダードコースに「教科書よりレベルの高い問題」が追加されるので、幅広い層のお子さんに対応している。
小学生3年生からは、3コース(通常の紙ベース・タブレット使用・中学受験用)の中からお子さんにあったコースを選択できる。
中学受験を決めていなくても、する可能性があれば中学受験コースを選択し、難易度の高い問題に慣れておくことをZ会はお勧めしている。
Z会と相性の良い家庭
●Z会の目指す「自ら学ぶ力」を身につけることに共感する家庭
●中学受験は未定だが、勉強に力を入れたい家庭
●タブレット学習に興味のある家庭
感想
我が家は、幼児コースからの継続。
たった半年でも長女の成長を感じたのでZ会を信頼している。
小学生コースでも、成果を上げてくれるに違いない。
C:今すぐ中学受験の対策をしたい!
「SAPIXピグマキッズくらぶ」と「四谷大塚リトルくらぶ」。
言わずと知れた中学受験名門塾の、通信教育教材です。
入会金
今まで紹介した教材には不要だった「入会金」が必要なのも、この2社の特徴です。(金額は1万円)
両者の違い
【SAPIX】
●作文の問題、添削がない
●指導書の解説が長い
【四谷大塚】
●作文の問題、添削がある
●指導書の解説が短い
D:2020年度以降の大学入試問題が気がかり!
●「暗記」から「考える」へ移行する入試の対策が気になる
●とにかく「作文力」を鍛えたい
そんなお子さんには、小学生の作文に特化した通信教材「ブンブンどりむ」!
●6年生相応のコースまである
●作文に特化した内容
●1教科にしては月会費がお高め
総まとめ
ひとことで分類
「結局、記事が長くて意味わかんねーよ!」
…はい。耳が痛いです(汗)
ひとことで分類だ!
括弧内は税込みの月会費です。(小学1年生の場合)
学校の成績重視
ポピー(2,700円)、チャレンジ(2,705円)
オリジナルカリキュラム
Z会(4,319円)、ドラゼミ(3,045円)
レベルの高い問題
SAPIX(5,184円)、四谷大塚(5,076円)
作文オンリー
ブンブンどりむ(4,860円)
本教材比較
Z会とドラゼミとチャレンジの1年生4月号に取り組んだ比較と感想です。
最後に
理想
今、入学前なので、はっきり言って自分の子どもの学力の程度が分からない。
どんなところで、つまずくのか?
つまずいた時、つまずきを放置したくない。
しかし、家庭学習を授業で習う範囲だけにとどめておくよりも、色々な角度から知的好奇心にアプローチできる教材も利用したい。
子どもにとっては学校生活や授業がメインなので、家庭学習が過剰な負担になってしまうことは避けたいが、子どものキャパを超えない範囲で上記2種類の教材を利用出来れば最高じゃない?
ということで、つまずきを残さないように復習出来るポピーと、基礎から中学受験まで幅広く学べるオリジナルカリキュラムのZ会の併用が私個人の理想です。
Z会幼児コースとこどもちゃれんじを受講中の長女は、ポピーも気に入ったけれど、ドラゼミが一番楽しかったらしい。
内容も良かったので、4月号からドラゼミに入会した。チャレンジは5月号から退会する。
長女の家庭学習は、今後しばらくZ会とドラゼミになる。
もし、授業でのつまずきが露呈したら、家庭学習を見直し、ドラゼミをポピーと入れ替えるなど何らかの措置を取ろうと思っている。
その辺りも、今後記事にしてゆきます。
最終的なおすすめ
どれかひとつをお勧めするなら、Z会。
初歩~少しレベルの高い問題まで揃っているし(ハイレベル受講の場合)、将来、中学受験を志した際、「中学受験コース」も活用できる。
また、「自ら学ぶ」ことを目標に、子どもが楽しく勉強に取り組めるようにカリキュラムが組まれている。
何かとバランスが良い。
あなたのお子さんにとって、より良い教材が見つかりますように!
むーち(@mu_chiblog)でした。