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親子オーケストラ

博物館・美術館

日本フィルの夏休みコンサートで小1女子感激。やっぱオーケストラって良いね!

更新日:

先日、親子でオーケストラを鑑賞しました。

日本フィルハーモニー交響楽団のエデュケーション・プログラムを代表する公演で、1975年にスタートした歴史あるコンサートです。

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(投稿日:2016年7月31日)

夏休みコンサートについて

概要

・1956年創立の日本フィルハーモニー交響楽団の公演
1975年から始まり、今年は第42回
・観客数は延べ110万人を超える
・オーケストラ、バレエ、歌の3部構成
4歳未満は入場できない

料金

S席=子供3,200円/大人5,200円
A席=子供2,500円/大人4,200円
B席=子供1,800円/大人3,200円
※子供…4歳~高校生
※S席が無い会場もある

チケット

7月上旬に、ローソンチケットで予約。
(その他の手段では会員登録が必要だから面倒で、既存会員のローチケ)

横浜の「みなとみらいホール」公演は、どの日程も残り10席以内だった。
公演3週間前で完売間近という感じ?

選んだ理由

博物館などの体験系、工場見学系など、夏休み前半のイベントを探していた際、ふと見つけたのが親子音楽鑑賞。

長女は1年半前からフルートを習っていて、音楽には興味がある方だと思う。
どのジャンルがいいか尋ねたら、「コンサート!」と言うので決定。

楽器に触れたり演奏者と話が出来るワークショップもある!
夏休みは楽しいイベントが多いので迷っちゃいますね。

長女は参加型を嫌がったので、鑑賞のみの公演の中から日本フィルの「夏休みコンサート」を選びました。

当日

開演前

開演20分前に着くと、ホール入り口に行列。
中に入り、ドリンクコーナーがあるホワイエは人がたくさん!

当然、親子連ればかりなのだけど、おばあちゃん世代の人もいる。
また、母親+子供というペアが多い中、パリッとしたスーツ姿のお父さんと可愛いワンピでドレスアップした娘さんのカップルがカッコよくて目立っていた。

トイレを探しながら見つけたのが、ピンクの座布団を持っているお母さん方。
これ、チャイルドシートかも!?

どこで借りれるのか尋ねると、客席入口の壁沿いに置いてあるとのこと。
でも残り少なかったから、もう無いかも、と。
去年はゲット出来なかったので、今回は早く来て確保したらしい。

情報をいただいたのでお礼を言うと、そのお母さんは、私の横にいた長女を見て少し考えるような顔をして、
「うちは体が大きいので、よかったらどうぞ」
と、笑顔で座布団を手渡してくださったのです!

笑顔が素敵な心優しいお母さん、その節はありがとうございました!

退場時に確認したところ、左右1階客席入口の脇に、座布団返却用のワゴンが置いてありました。
全部で60枚くらいかなぁ。
無くなれば終了なので借りたい方は早めに入場を。

しかしながら、厚さ5cm程度の柔らかめの物なので、高さを出すことにはそれほど期待できない。

どちらかというと、お尻が痛くなるのを防ぐための物??
(客席は、ふかふかで綺麗なシートなので、私は心地よかったです)

長女は喜んで座布団を敷いて座っていました。

親子オーケストラ

ホールに入ると、音を出している演奏者もいて、「生演奏って、これが醍醐味なんだよー」と長女に熱く語ってしまった。

話変わりますが、
ロックフェスで客が待ってる状態で次のバンドの楽器搬入が始まって、ボーカル自らマイクテストしたり、リズム隊の即興セッションが聴けたりするのが、たまらんのですよ。
ワンマンライブだと聴けないお宝もの。
あー、フェスも行きたいなぁ。

第1部

・「スター・ウォーズ」メイン・タイトル
・美しく青きドナウ
・威風堂々第1番

スター・ウォーズは、今年の正月に、映画館の音響の最高レベルだと言われる「IMAX次世代レーザー」で「7」を観てきました。

素人の私は、目をつむって聴いたら、IMAXとの差がよく分からないなぁと思った。
でも、生のオーケストラで聴くと、鳥肌が立つんです。

音というか、風を感じます。
なんだろ、ドラゴンボールで言うと「気」みたいな。

残りの2曲は、演奏が始まる前に、指揮者からリズムなどの解説があり、すっごく面白かった。
イントロをパート別で聴かせてくれたり、オケを使った贅沢なお話を聴けて感動しました。

うう、3曲だなんて、足りないわ。
もっと聴かせてほしい…。

第2部

15分の休憩を挟んでの第2部は、色んなジャンルとオーケストラのコラボを行っているらしく、今年はバレエ「シンデレラ」

私の席がかなり前方だったから、
「オーケストラ・ピットが無い(可動式なら私の席も沈む)のに、どこが舞台になるのー!?」
と、ハラハラしていました。

そしたら、オケの位置は変わらず、指揮者の前の、広いとは言えない空間でバレエが始まりました。
舞台の照明が落ち、暗闇の中、譜面台の小さな灯りだけが煌いて、長女も息を呑んでいました。

プロのバレエを観るのは初めてで、めちゃ感動した。

衣装の刺繍やスパンコール、ビジューがキラキラ、きらきら綺麗
ダンサーの華奢な腰、今にも折れそうな小枝のような腕、なのに太ももだけが逞しい、強くしなやかな筋肉
タタッ、トタタタタ、トトトトッと、トウシューズが立てる微かな音
セリフが無い中、喜怒哀楽を感情豊か表現する

前列過ぎて、オーケストラの足元が目の高さという席。
第1部では、「後ろの楽器が見えない」「次はもっと後ろの席にするか」と悶々としていたのだけど、第2部では、間近でしか聴けないような音を聴けたり衣装や表情の繊細さを観ることが出来たので、満足でした。

バレエの世界に引き込まれ、文字通り「うっとり」していた私ですが、男性ダンサーの「上半身は服なのに下半身はぴっちりタイツ」という姿を見てからは、笑いがこみ上げてきて(すみません)、なんでこんな不自然な恰好なんだ、決めた人の好みなのかとか、股間が気になったり、夢から覚めてしまった。

子供も知っているお話なので、世界観に入りやすく、長女も楽しかったそうです。

小一時間ぶっ続けの演奏と踊りに、もう、凄いとしか言えない。
魅了された第2部でした。

第3部

オーケストラの演奏にのって、みんなで歌います。

・さんぽ
・うみ
・たなばたさま
・勇気100%

これまで司会を務めていた江原陽子さんが客席を歩いて、子どもにマイクを向けます。
マイクを通じて大きな声で歌う子、恥ずかしくて歌わない子、会場はマイク無しでも大合唱。

会場には、綺麗な女性の歌声が流れているのに、舞台には歌っている人がいない。
「テープ?」なんて思ったら、この江原さんが耳かけマイクをしていて、生歌なんです!

会場を歩き回っているのに、マイクに息が全くが入らないの。
普通、ハァハァ言ってしまう運動量だよ!?

パンフレット見ると、NHK「うたってゴー」の歌のお姉さんをされていたらしい。
朗読が上手なだけじゃなくて、歌が本職だったのかー!

途中、さざ波の音を出す装置(大きな箱に小豆が入ったもの)のクイズや、振付ありで歌ったり、盛り上がりました。

アンコール

アンコールは、ラデッキ―行進曲。

指揮の梅田俊明さんが客席を向いて、指揮棒ではなく、拍手で拍を取る。
それも、小さく指先で拍手したり、変わって頭上で両手を叩いたり。

子ども達も、真似をして拍手。
それに合わせて、演奏のスピード、強弱が変わる。
楽しい。
会場内が一体化する。

熱が最高潮を迎えて、終演。
鳴りやまない、拍手、拍手。

休憩込みで、1時間50分の公演でした。

長女の感想

どうだった?と尋ねると、うっとりした表情を浮かべ、「すごく良かった」と言う。

普段は大きな音が苦手で、耳を塞いだり「うるさい!」と声を荒げる長女だけど、コンサートホールでの大音量は心地よかったとのこと。

今回の席では楽器が良く見えなかったので、
(特に自分の習っているフルートが見たかったらしい)
次は、オケ後ろか横の席で観たいと言っている。

第1部が一番良かったと言い、「もっとオーケストラ聴きたい」と。
連れてきた甲斐があって嬉しい。

来年は次女も誘って行こうかな。

帰路にて

路上ライブ
帰りに、横浜創英中学・高等学校 吹奏楽部の路上(商業施設内)ライブの準備に出くわしました。
興味を持った長女が「聴きたい!」と言うので、開始まで待ちました。

1時間ぶっ続けでのパワフルな演奏に、若さって凄いわ…と、眩しく感じた。
フルート&ピッコロが10人ほどいて、指揮者近くだったのでよく見えて長女も満足していた。

近くにいた男性に話を聴くと、吹奏楽コンクールで全国1位を取るような強豪校らしく、「こんな間近で長時間演奏を聴けるのはなかなか無いですよ」って。
「でも今日ここにいるのは言わば2軍ですね」と内部の情報まで(笑)

思いがけず、プロの演奏と高校生の演奏、素晴らしい演奏を2回も聴けて、良い1日でした。

まとめ

・オーケストラを聴くのが初めての子供でも楽しめた!
好みの席を選ぶなら早めの予約を(4月一般発売)

この後、「マークイズみなとみらい」へ移動し、「キモい展」を観ました。

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