先日、小学生の家庭学習の通信教材について6社試した記事を書きました。
(後日、進研ゼミの本教材が届いたので、合わせると7社です)
そちらの記事では、小学ポピーのお試し教材について書いたのですが、今回は、小学ポピーの本教材(2016年4月号)を体験し、詳しく書きます。
・学校の勉強で「落ちこぼれない仕組み」とは?
徹底解説します!
目次
届いた物
入会後、初回に届くスタートセットも含まれているので、沢山写っています。
当記事では、毎月届くテキストやドリルについて書きます。
小学ポピーだけの特徴
小学ポピーが他社と違っているのは、
※進研ゼミも教科書準拠ですが、教科書を持ちだして一緒に解く問題は無かったです。
⇒ポピーは、授業を受けた後に、学校で習ったところのワークに取り組みます。
⇒テキストの最後には「まんてんチェック」があり、習ったことの確認をします。
⇒そこでミスがあった場合、テキストのどのページへ戻って確認すればよいかが書いてあるので、成績低下を招いてしまう「つまづき」を放置することなく、家庭で学校の勉強のケアをすることができます。
⇒最後に「テスト」に取り組むことで、到達度のチェックや学校のテスト対策が出来ます。
よろしければご参照ください。
長女の体験で、ポピーで勉強をしていれば学校の成績が落ちることはないだろうな、と実感しました。
ポピーの宝刀「きざみつけ」とは?
ポピーと、教科書との合致率は81.6%。
(国語:光村1年生の場合。長女の教科書も光村図書でした↓)
「帰宅後、学校で習ったところのワークに取り組む」のがスムーズに進むよう、ポピーでは工夫がなされています。
それを「きざみつけ」と言います。
⇒テキストの目次を見ながら、教科書にポピーの月号と回数をかくこと。
「きざみつけ」をしておくと、帰宅後、復習がすぐにできます。
我が家も、早速やってみました。
↑左上の、緑フチの冊子が教科書で、右に置いているのがポピーの目次です。
すると長女が「教科書に書いちゃうの~??」と不安そうに声を上げました。(真面目)
「勉強の為に書き込んだのだから、問題ないよ。字も小さいし。
もし、先生に何か言われたら教えて。ママが説明するからね。落書きじゃないから、大丈夫だよ」
と説明すると、納得してくれました。
で、早速、
「授業で習ったページと、やってないページ、分かる?」と尋ねました。
すると、
「分かる」と言うので、きざみつけを説明し、長女一人で勉強させてみました。
長女は、
「これ、教科書と全く一緒だーーーー!!!」と嬉しそうに笑い、「これも、これも、コレも!」と他のページもめくって大興奮(笑)
上、教科書。下、ポピー。
鳥を指さし見上げる子、花にとまった虫を見る子、列になり走る子など、同じシチュエーションがずらりと。
(ポピーの吹き出しの男の子は、教科書では続きに出てきます)
教科書とポピーを見ていると、どちらが教科書だったか分からなくなるほど、作りやイラストまで似たように作られています。
以下は算数です。
上、教科書。下、ポピー。
テキストは国語が10回、算数が11回、1回当たりは5~10分で解ける量なので、子供の負担にはなりません。
テキストが終われば「まんてんチェック」で仕上げ、最後に「テスト」で学習内容が身についたか確認。
テストは両面印刷です。裏の様子↓
小学ポピーは至ってシンプル。無駄がない。
子供は遊びたい盛りだし、宿題もあるし、習い事もある。
家庭学習をシンプルに取り入れたいご家庭には、抜群に相性が良いですね~。
補足ですが、テキストの巻末には、付録のようなカードゲームが付いていました。(算数)
次女も参加してみんなで遊んだら、楽しかったです♪
↑ばば抜きしたり、神経衰弱したり↓
↓結果は散々でした(涙)
左、長女。右、次女。下の1組が私。
写真を撮っていたので覚える時間が無かったというか…
(採用は上の1枚だけですがボツ写真が沢山あると言い訳!)
問題の答えと手引き
最近気付いたことが…私、解説書マニアなんです!
すっごく気になるんです。
意外と、各社の色が出るんですよ、解説書って。
1年生の4月だから、はっきり言って学習内容は簡単だし、内容自体、各社それほど差がありません。
しかし、それをどこまで解説できるか、提案して広げられるか、そういった部分にすごく差が出ています。
「この程度か…」とショックを受けた教材もありました。
ポピーの解説書は、とっても良いです!
すっごく優しいの。
お母さんの先輩っていうか…。包まれる感じ!?
(最初の「花まるで、子どもをほめてあげてください」のコラムに胸熱)
内容は、分かりやすい&親へのアドバイス・提案が多い。
文体や子どもに対する気持ちが、温かくて優しい。
鉛筆の持ち方や机に座る姿勢など、基本もバッチリ教えてくれます。↓
ポピーの解説書は、先に述べた各社教材の中で一番手厚く感じました。
その他の教材
テキストの他に、毎月届く教材が沢山あります。
1にち1かい やりきりドリル
国語29回+算数30回=合計59回という、なかなかのボリュームです!
※他社は、2教科合わせて30回程度。ドリルが無いという教材も…。
ポピーの場合、テキストが教科書レベルに沿った物だからか、テキストよりドリルの方が少し難しい問題となっています。
(もちろん基礎的な問題もあります)
「教科書は簡単すぎるから、それだけでは不安…。学習理解を深める為に応用問題も解きたい」
という希望も、カバーしたドリルです。
英語の音であそぼう
ブックは毎月のお届け。
(CDは1年分の音楽と音声が入っているので初回のみ)
歌、単語の発音など、ネイティブの綺麗な英語が聴ける。
教材内容に対応した振付や発音の仕方はインターネットで動画を見られる。
毎月少しずつ英語に親しむには良い量かと思います。
気になるのは、雰囲気。
真面目~に作られていて、面白みに欠けるというか。
私が中学の頃に習ったリスニングテープみたいな…。
高学年以上なら問題ないと思いますが、小学1年生にはもっと楽しい雰囲気の方が興味を持ってくれるんじゃない?
こころの文庫
絵本が一冊(ハードカバーではない)、毎月届く。
なんて素敵なんだろう。
4月号は、おむすびころりん。
可愛らしい絵に癒される。
教科書のような読みやすい大きな文字なので、子供がゆっくりと存分に音読できる。
読み聞かせもいいですね~。
16ページ。
ふしぎがいっぱい「ぴかり!」
季節の観察探検、料理レシピやクイズなど、知的お楽しみ要素の子供向け情報誌。
ポピーエフ
保護者向け情報誌。
学年帯ごとの学習ポイント、親野智可等先生の連載コラムやポピーを使いこなす技などが読める。
驚きの会費
盛りだくさんの内容、学校の成績が上がる効果、沢山のことを享受してくれるポピー。
毎月の会費は、税込み2,700円です。
本当に驚く。
小学ポピーで何を得られるのか?
教科書ベースのテキストと「つまずき」を見逃さない復習方法で、学校の勉強で落ちこぼれない
学校のテストの点を見て、
「授業中、ちゃんと聞いてるのかしら?」
「分からないところがあるのかしら?」
「あちゃー、私に似て、算数苦手になっちゃたよ~」とか思わずに済みます。
子供には勉強に劣等感を持たせず、授業に楽しく参加してほしいですよね。
解説書が丁寧親切なので、家庭学習の指導に不安があっても問題ない
子供と一緒に家庭学習を楽しめる工夫、声かけの提案がたくさん。
私は勉強してこなかった人間なので、子供に教えられるか不安でした。
でも、この解説書があるから「親も教え方が分かる」ので安心です!
ドリルの量や英語教材など、他社よりボリュームがあるのに、会費が控えめ
ポピー以外に、7社の教材を見てきましたので、間違いないですよ♪
お財布に優しいポピー。
これで、お子さんの好きな習い事や親御さんの趣味を諦めずに済みます(笑)
・小学ポピー独自の勉強法
⇒小学ポピーのお試し教材で引き算が出来るように。繰り返しとテストの相乗効果がすごい。
・他社の本教材と比較してみる
⇒Z会、ドラゼミ、チャレンジの1年生4月号。各社の違いや感じたことは?
・6社のお試し教材を見てみる
⇒小学生の通信教育教材6社【体験済】を目的別にまとめました
・当記事で紹介できなかった毎月のお届けではない教材について
⇒作成中