長野県信濃町の黒姫高原スノーパークへ行ってきました。
このスキー場の目玉は【ファミリー向けパークが東京ドーム20個分の広さ】ってことなんです。
し・か・も、子ども大好きソリ遊びの規模がハンパないの…。
だってね、ソリでゲレンデ滑れるんだよ!?
もう一度言う!
本物のゲレンデを、そりで滑れるんだよーーーーー!!
昨シーズンに知って、行きたくてうずうずしていました。
遊んでみると、思っていたよりお財布に優しく、雪遊びファミリーやスキー・スノーボードの初心者にはもってこいのスキー場でした!
目次
とにかく広くて開放的
↑スキー場の全体図です。
中央の、ピンクの色が付いている部分が、ファミリーパークです。
ファミリーパーク内では、長靴OK。
スキー・スノボの装備を持っていない親御さんやお子さんでも遊べます。
しかも、ファミリーパーク内の「黒姫ファミリーペアリフト」には、長靴のまま乗ってOK。
(一般的に、ゲレンデのリフトはスキー板やボードを付けていないと乗れません)
800mもの距離を、ソリで滑り降りることが出来るんです!
↑ファミリーパークの様子です。
どうです?
ワクワクしませんか?
料金
- 入場:1人1日500円(3歳以上)
- レンタルそり:1人500円(オプション)
1人たった1,000円で、こんなに遊んでいいの!?ってくらい遊べます。
※ファミリーパーク内の、キッズスマイルパーク(上図の中央部分、動く歩道がある箇所)に入らず、ペアリフトに乗らない人は無料。
※各種リフト券を持っていれば入場無料。
※リフトに乗れるストライダーや、リフトで運ぶタイヤチューブそりは別途レンタル料必要。
※リフトに乗ると、タイヤチューブそり(別途レンタル用品)の専用コースがあります。
レンタルそりの中にあるチューブそりでは、リフトに乗れません。
リフトに乗れるのはスタンダードなタイプのそりのみ。
例えばこんな使い方
年齢を問わず、初級コースでスキー・スノボを練習したいなら、「黒姫ファミリーペアリフト」の1日乗り放題500円。
これは、お得すぎますよ…。
長女はスキー板を履くのが4、5回目ですが、1日に数本しか滑らないので、普通に半日券などを買うとめちゃめちゃ割高に感じます。
黒姫のファミリーパークでは500円だから安心。
※黒姫ファミリーペアリフトの距離が長いので、上に着くまでに身体が冷めてしまう。
短いコースを短時間で何度も滑りたい人には不向き。
※レッスン中の人や、ソリの人、スノーストライダーの子どももいて、リフトから眺めていると、何でもアリな感じが面白い。
キッズスマイルパークの営業時間
- 平日 10時~15時
- 土休日 9時~16時
平日の終了時間が早いので注意です。
ファミリーパーク正面のレストランも、14時には食べ物の販売が終了、15時までは飲み物のみ販売。
15時以降は中には入れますが、売店は閉店し、飲み物の自動販売機しかありません。
「黒姫ファミリーペアリフト」は、16時20分まで動いています。
我が家は、次女がスキーをしないので、15時まではキッズスマイルゲレンデで雪遊び、15時以降はキッズスマイルゲレンデの外の雪で遊んでいました。
長女と私は、15時以降もリフトに乗って滑りました。
余談ですが、平日の一日、主人と次女は「15時半まで遊んでいた」と言うのです。
ひょっとしたら、スタッフさんの好意で延長してくれていたのかも…。
遊んだ様子
ファミリーゲレンデに行くなら、交差点を左折。
しばらく行くと左手に駐車場(いつでも無料)があります。
駐車場の目の前に、レストランとレンタルショップの入った「フェアリーハウス」があります。
車から近いので、幼児連れには助かる!
駐車場を背後に立ち、左側にフェアリーハウスとファミリーパーク受付、右側にチケット売り場があります。
まずはチケット売り場でチケット購入。
↓右の建物がチケット売り場。
チケット売り場の奥に、黒姫ファミリーペアリフト。(上記写真、左)
フェアリーハウスの正面に、ファミリーパーク(キッズスマイルパーク)の受付があります。
ここで、チケットを渡し、ウェアにタグを付けてもらいます。↓
ウェアのファスナーなどにタグを付けてもらうので、チケットホルダーは必要なし!
ちなみに、上記写真の右手にある小屋が、無料休憩所です。
内部はこんな感じ↓
飲食物の持ち込み可能。
(向かいのレストランは持ち込み不可)
靴を脱いで上がれます。
ストーブが複数あり、暖かい。
絵本やマンガまでありました。
長時間遊べない乳幼児さんや、お守りを頼まれたじぃじ・ばぁばにはちょうどよい休憩場所になりそう。
キッズスマイルパーク
中に入り、入口でタグを付けてもらいます。
そりをレンタルするなら、ここでレンタル代を現金で支払います。
上には、レンタルそり置き場と室内休憩所があります。
↑右が休憩所、左は倉庫。
ソリは種類が多い
ソリの種類が豊富!!
ソリ用ゲレンデには、スタート台まであるよ!
長女は、チューブソリがお気に入りだった。
「子どもだけ」と書かれていないソリは大人も遊んでOK。
大きい方のチューブそり、私も乗りました、面白かった!
雪と思いっきり遊ぶ
休憩所と倉庫の裏側は、誰も入っていない、まっさらな雪!!
ザクザクふわふわと踏みしめる新雪が、気持ち良すぎ。
ふっかふかの天然雪に埋もれて遊ぶ!!
一人、完全に食べてる子がいますが気にしないでw
↓ソリゲレンデと反対側は、スキー・スノボ用ゲレンデ。
圧雪されておらず、埋もれて滑りませんでした。
翌日は、大丈夫でした。
ここまでは平日の様子です。
週末の混雑具合
ここからは週末の様子です。
人の数が違いますね!
レンタルソリは沢山あったので大丈夫でしたが、スタート台には行列ができていました。
雪遊び道具のシャベル・スコップ類が少なく、足りていませんでした。
そして、週末の黒姫ファミリーペアリフトの様子はこんな感じ↓
ボードで座り込みをしている人がいないので(ほとんどがスキーヤー)、混み具合の割には滑りやすいです。
フェアリーハウス前のメイン駐車場は10時を過ぎると、ほぼ満車。
その少し手前の右側にも、駐車場があります。(看板無し)
フェアリーハウスからは少し離れてしまうけれど、スキーやボードを履くとリフト乗り場まで滑っていけそうな感じでした。
こちらの駐車場も昼前にはほぼ満車。
ちなみに、平日はメインの駐車場でも余裕です。
800mをソリで滑走
キッズスマイルパークでひととおり遊んだ後、ついに黒姫ファミリーペアリフトへ移動。
(スマイルパークの受付前に、リフト用のそりがあります)
スキー板を履いたことがない次女が昨シーズン、「リフトに乗りたい」と泣いていたので、ようやく念願叶って、よかった。
再度書きますが、このリフトは長靴で乗ってOK、ソリ(スタンダードなタイプのみ)やスノーストライダーで滑ってOKです。
途中、斜度がきつくなる場所で、スピードがのってきて、超爽快でした!!
次女が「キャッホーーーーーーーーーーーー!!!」とベタに叫んでいたのが可愛かった。
長女はひたすら笑うタイプ。私も。
日によっては、圧雪が緩いのかソリが滑らず、下に降りるまで苦労している親子さんを多数見ました。
ゲレンデを歩くことになるので、長靴だと冷たいです。
せめてスノーシューズの装備をお勧めします。
ゲレンデの装備って何!?って方は、下の記事に大人と子どものスキー・スノボ装備について書いていますので、よかったら。
(肌着の上にカットソー、その上に羽織、その上に…みたいな内容です)
初心者の練習に最適
ゲレンデ
800mもの距離を500円で滑り放題、本当に助かります。
特に、うちの長女は、「スキーをしたいけれど、雪遊びもしたい」年頃で、1日中ずっとスキーをしません。
2、3本滑ると「脚痛い」「雪だるま作りたい」とやめてしまうので、リフト代が500円で済むのは嬉しい。
レンタル
スキー板を午後4時間借りて返し、翌日の朝から4時間借りる場合、普通なら、4時間料金(2,500円)を2回払うことになります。
また、1日間で借りたのに翌日滑らない場合、ゲレンデまで返却しに行く手間がかかり、貴重な旅行時間のロスをする。
でも、黒姫高原スキーパークのレンタルショップの店員さんはすごく優しかったです。
「翌日の天候や子どもの気分は読めないだろうから、もし翌日も朝から4時間借りるなら、1日レンタルとの差額(400円)だけでいいよ」と言ってくれたのです。
結局、翌日も滑ったので、とてもお得にレンタルできました!
ありがたや…(嬉し泣き)
※ヘルメットは1日の設定しかなく、1日毎に1,000円でした。
※上記の好意的な配慮について、曜日やシーズン・店員さんの裁量により、通常通りの料金を請求されることもあるかと思いますのでご了承願います。
ちなみに、私が行ったときは大寒波の襲来日だったので、吹雪いたりすることを同情して配慮いただけたのかと思います。
↑毎年北信濃へ出かけますが、こんなに雪が多いのは久しぶり…。
でも、宿の女将さんいわく、「それほどでも…」
雪国の人には慣れっこなんですね。
レストラン
フェアリーハウス1階のレストランには、靴を脱いで上がる席も少しあり、赤ちゃん連れのファミリーも安心です。
- 平日:混雑なく快適
- 週末:12時前に満席
↑
ストーブは、手袋など濡れたものを乾かせる仕様♪
醤油ラーメン・味噌ラーメン、各900円
アメリカンドッグ、300円
甘口カレーやハンバーグなど子どもの好きなメニューもありました。
一つ不満を言うなら、カフェメニューを置いてほしいなー。
メインゲレンデ方面まで子連れでは気軽に行けないので、お願いします…。
疲れると甘い物が食べたいの…
(冷えるからアイス以外で)
再度書きますが、14時には食べ物の販売が終了、15時までは飲み物のみ販売。
15時以降は中には入れますが、売店は閉店し、飲み物の自動販売機しかありませんので注意。
持ち込み禁止、不在中の席の確保禁止とのことです。
さて、満席となりランチに完全に出遅れたむーち一家、帰る日だったので、ゲレンデから切り上げ、車で10分ほどの「みちの駅しなの」で霧下そばを食べました♪
フェアリーハウス
- 1階:レストラン(200席)・トイレ
- 2階:レンタル・授乳室・更衣室・コインロッカー・託児室・スクール、売店(週末のみ)
※コインロッカーは400円で、100円だけ戻る。
※トイレは、チケット売り場の横にもあり(男女1つずつ)
まとめ
- 長く滑れるソリ遊びが最高に楽しい!
- 500円でリフト1本乗り放題は安い!
- 日本初のストライダーWINTER公認パーク
(ストライダーにスノーアタッチメントをつけて雪上を滑ります)
タイヤチューブそりの専用コースを滑ったり、スノーモービルの運転もしたかった。
次回挑戦だ!
黒姫高原スノーパークは、子ども思いで優しく、リピートしたいスキー場でした。
久々に自分の板で滑ったむーち(@mu_chiblog)でした。