飛行機には乗らずに陸の上でクレジットカードを使うことによってマイルを貯める人のことを「陸(おか)マイラー」と呼びます。
難しいテクニックは不要。
少しの事を気にして生活しているだけで、2,3年に1度、無料で飛行機に乗れたり、10数万円の旅行券を手に入れることが出来ましたので、その方法をご紹介。
目次
出費5万円で20万円の旅行
まず、下の画像をご覧ください。(クリックで大きくなります)とある支払いの記録です。
総額199,500円の旅行代のうち、144,820円は「ANASKYコイン」(航空券と旅行商品の支払に使えるネット上の金券)から支払い、残りの54,680円はクレジットカードで支払いました。
約20万円の旅行を、5万5千円の出費で購入できました。
この「ANASKYコイン」は、私が3年半の歳月をかけて貯めていたものです。
コインを貯める為に支払った経費は、クレジットカードのポイントをANAマイルへ移行する際の手数料4,000円(2回分:※)とクレジットカードの年会費3年分6,000円の合計、10,000円のみです。
(※:2015年4月以降は年間手数料が現行2,000円から5,000円へ改悪されます。泣)
差し引いて、144,820円-10,000円=134,820円もの価値を手に入れることが出来ました。
少しのコツとは
1:現金支払いは避け、クレジット払いを基本とする。
2:インターネットでの買い物の際は、ポイントサイト経由で追加マイルを狙う。
これだけ。
実践すると、2,3年に1度お得に国内旅行が出来ます。
冒頭の支払いは、目的地が北海道の星野リゾートトマム、航空券・宿泊代等込みのパック旅行です。
関連記事:全室スイート!?部屋・アメニティ・設備など全てが夢のようだった【リゾナーレトマム・2】
その前は、3年半前に熊本の阿蘇温泉へ。
この時はコインへは交換せず直接マイルで使用、支払い無しで3席分の航空券のみ入手しました。
さらに遡ること2年、関西から東京への2席分の航空券を入手。
さらにその前は、関西から仙台への航空券入手。
たまにの臨時ボーナスが貰えるようで、普段の生活のちょっとした楽しみになっています。
マイルやコインの貯まり方
クレジットカードで消費→
クレジット会社のポイントが貯まる→
ANAマイルへ移行(航空券や商品などへ交換も可能)→
マイルを「ANASKYコイン」へ交換。
(コインはANAツアーの旅行商品の支払いに充てられる。
マイルで航空券だけを入手&現地宿泊費などを実費にした場合より、全てを包括したパック商品の方が割安である為、レジャー旅行などはコインに交換する方がお得だと思う。
ホテル選択などの自由度は限られてしまいますが…)
私の場合、JALとANAではANAの方が好きなのでANAカードです。
飛行機の色とか、過去に搭乗した飛行機がJALよりANAの方が多くて馴染みがあったりだとか。
JAL推しの方も、お得に使うコツは大体同じだと思いますが、JAL・JALカードのサービスは分かりません、ごめんなさい。
コツの詳細
ポイント数など固定の数値は、私の使っている「ANAJCB一般カード」で解説します。
現金支払いを避け、クレジット払いを基本とする
家計管理がしやすい点で現金をメインに使われている方も多いと思います。
それも結構です、しかし!
例えば「1万円」の買い物をした場合、現金払いは「1万円が無くなるだけ」です。
しかし、クレジット払いですと、「100マイルが残ります」。
実際にはクレジット会社JCBのokidokiポイントが10P貯まり、マイルに換算すると100マイル(※)になります。
100マイルは100コイン=100円として活用できます。
※「10マイルコース(移行手数料:年間2,000円)」の場合。
「5マイルコース(移行手数料:無料)」での移行では50マイルになる。
マイルはまとめてコインへ交換するとボーナスが付くので、もっとお得になります。
(レート1.5倍までUP。カードによっては最大1.7倍にもなります)
スーパーなどでの毎日のお買い物、電気水道ガスなど公共料金もクレジットカードで払えます。
車をお持ちのご家庭は、ETCカードも付帯しましょう。
ANA提携の企業・店舗での買い物には2倍のマイルがつきます。
ANAJCBカードには、「楽天Edy」という電子マネーをチャージすることも出来、エディでの支払いの際もマイルが貯まります。
コンビニや自販機、高速道路SA・PAなど、使えるお店も増えています。
サインや暗証番号も必要無く、♪シャリ~ン♪とタッチするだけの手軽な支払い方法なのでレジでスピーディ、小銭いらず。
「1万円が無くなるだけ」ではもったいなく思えてきませんか?
クレジットカードには旅行傷害保険や空港ANA店舗での購入10%オフなど特典も付きますよ。
「家族の中で、日々のお買い物をする方」の名義のクレジットカード1枚に、支払いをまとめると効率的です。
(各自家族カードを使用しマイルをまとめることも出来ますが、家族カードの年会費がかかってしまいます)
我が家では、私の名義のカードで支払いをまとめています。
収入のない主婦が新たに作るカードは、最初は月々の利用限度額が少ないです。
でも、「旅行に行く」「引っ越しする」等の理由がある際に相談すると、一時的に限度額を増額してくれます。
毎月それなりの額を利用し、引落不能を出さずに信用を重ねると、限度額は自然と増えます。
(私の場合、作成時の4倍の限度額になっています)
ネットでの買い物は、ポイントサイトを経由する
コツ1を実践すると自然と貯まるマイルですが、もう少し手間をかけると、さらに増やすことができます。
ANAマイレージモールを経由
ネットショッピングの際、「ANAマイレージモール」を経由して商品を購入すると、金額に応じたマイルがマイル口座に直接加算されます。
(おさらい:通常は、クレジットカードを使用→クレジット会社のポイントが貯まる→マイルへ交換手続き→マイル口座に加算される)
上記で説明した、通常使用分で貯まるポイントとは別にマイルが加算されます。
インターネットで買い物をすることになったら、そのお店がマイレージモールに登録されているかをまずは確認です。
登録されている店舗は数多く、「楽天市場」「Yahooショッピング」「LOHACO(爆安コーナーへ飛びます)」など、一度はご利用されたことがあるのでは? 「百貨店」各店、「DHC」「PJ」「ベルメゾン(ベルメゾンのセールは金曜日更新♪)」、「タワーレコード」など有名処も多いです。
購入以外にも、新聞や引っ越しの見積もり・申し込みなどのアクションでも貯まります。
JCBのポイントサイトを経由
ANAマイレージモールの提携が無い場合は、JCBのポイントサイト「okidokiランド」に提携されているか確認
「okidokiランド」経由での購入1,000円に対し通常1ポイントが貯まります。
期間限定で2倍~最高20倍のポイント付与率のチャンス。
「okidokiランド」で貯めたポイントは、JCBカード利用明細のボーナスポイントに加算され、1ポイント=3マイルのレートです。
私は「Amazon」や「たまひよSHOP」などを利用しています。
上記のコツを実行することで加算されるポイントは微々たる物ですが、塵と積もれば山となる!
数年後に楽しみとなって返ってきます。
まとめ
●マイレージ系のクレジットカードを持ち、家庭内の支払いを一本化しよう。
●ネットショッピング時はポイントサイト経由を忘れずに。
今回は、私が利用しているANAカードを使った方法をご紹介しました。
JALの方も、似たようなサービスがあるかもしれませんので一度探してみてください。
ここでご紹介した数値は「ANAJCB一般カード」の場合です。
年会費が安く持ちやすいカードですが、「飛行機の搭乗回数が多い&年会費が高くても良い」という方は、ポイントレートなどがもっと優遇される種類のカード(ワイドカード、プレミアムカード)を選ぶのも手です!
おまけ:
ANAマイレージクラブでは、TwitterとFacebookから簡単なお題に投稿するだけで25コインゲットできる「ソーシャルスカイパーク(SSP)」もありますね♪
先日は5件のお題に答え、125コイン入手しました。
1万2,500円分の買い物をした時と同じコインの数です(10マイルコースレート)。このページは要チェックですね~♪
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