滋賀県草津市の琵琶湖博物館へ行ってきました。
長女がベビーカーに乗っていた頃から何回も来ています。
理由は、水族館のような展示があって、幼児でも楽しめるからです。
しかも、ボリューミーです。
今回、時間が足りず全ての展示室を観ることが出来なかったくらいです。
目次
概要
開館20周年とは思えないくらい建物が綺麗。
特に、アトリウムの解放感がすごい。
琵琶湖の水面と対岸の山並みが映えます。
高校生・大学生 400円
大人 750円
※ハスの群生が見られる「水生植物公園みずの森」も行くなら、個人共通券を買うと、単体で購入するより安いです。
休館日:月曜日(休日の場合は開館)
開館時間:9時半~17時(入館は16時半まで)
駐車料金:無料
(駐車券を観覧券購入時に提示し忘れると550円かかる)
水族展示室
琵琶湖に生息している生き物が多数展示されている。
↑コイ、フナ、ワタカとヨシ原。
淡水なので魚が地味(笑)
↑水族館にお約束の、巨大な円柱に回遊魚が泳いでいるやつ。
ここでは、コアユが群れをなしている。(回遊魚ではない)
青魚のようにギラギラしてなくて、白っぽくて上品で可愛らしい。
もう一つ、水族館のお約束、円柱の中を歩けるやつ。
360度お魚さん!↓
もちろん、泳いでいるのはイルカでもアザラシでもなく、こういう子たち↓
泳ぎも静か。
ぬーーーーーーん…
ビワコオオナマズが隠れているよ。
わかるかな?↓
後方から見ると…↓
ひょろっと飛び出しているのは、ナマズちゃんの身体です。
これぞ本物の、頭隠して尻隠さず(笑)
ここではジャンプするアユを見られるそうですが、この日は見られませんでした。↓
右側のモニターに水中の様子が映るので、カメラはどこだーと探す二人。
魚だけでなく、両生類や鳥類もいます。
微動だにしない、ナガレヒキガエルさん。
漆黒のボディがかっけー。↓
生物の展示だけでなく、絶滅危惧種に関する展示や資料も見れます。
琵琶湖博物館では、絶滅危惧種の飼育にも取り組んでいて、飼育場の全景を見られる場所もあります。
タッチプールもあり、小さなお魚を触ることもできます。
もっと色々紹介したいのですが、長くなってしまうので割愛です(涙)
そういえば昔は、途中、屋外に飼育水槽が一つあった気がするんだけど、無くなっちゃったかな…。
少しだけ外に出られて新鮮だった。
古代湖
10万年以上前から存在し、固有種が生息するほど歴史のある湖のことを古代湖という。
琵琶湖だけでなく、世界の古代湖についての情報、古代湖の生物の展示もあります。
例えば、ロシアのバイカル湖やタンザニアのタンガニーカ湖のお魚も鑑賞できます。
琵琶湖の固有種については、C展示室で詳細が見られます。↓
ふなずしのにおい
また、琵琶湖で採れる魚介類や加工食品の展示(サンプル)がお魚屋さんのようになっていて、面白かった。
中でも、滋賀県の郷土料理、臭くて有名な「ふなずし」の臭いを嗅げる展示が、行列になっていた(笑)
なんていうか、腐ったチーズ?
食欲失せる臭いだけど、食べると美味しいらしいですよ。
私は台湾の屋台の臭豆腐の臭いで吐きそうになったんだけど、それよりは臭くなかった。
ウィキペディアによると、ふなずしの臭いは臭豆腐よりクサイらしい。
マイクロアクアリウム
顕微鏡を使って、琵琶湖の生態系を支えているミクロの生き物と遭遇できます。
横のモニターと繋がっているので、顕微鏡を覗かない人も楽しめた。
子どもって、顕微鏡好きだよね。
すごく賑わっていました。
子どもが見やすい
琵琶湖博物館の水族展示室では、子どもの目の高さでもで見やすい展示になっていて、スペースも広く作られているので、幼児をベビーカーに乗せたままでもゆったり鑑賞できる。
主人が「男子トイレが面白いことになってる」と言って、撮ってきてくれた写真↓
(誰もいない時に撮りました)
これも、子どもの目の高さに作られているんですって。
女子トイレにはなかったわー。
C展示室
水族展示室の2階部分がC展示室。
2016年7月にリニューアル工事が終わり、とっても素敵になってました!!
匂いをかいだり、手で触ったり、探したり、実物大だったりで、五感を使って学べる展示が多かったです!
中に入れる家の展示が好きな長女は、彦根市から移動させた昭和39年の住宅に興奮していました。
実は今回、琵琶湖博物館に来た目的の一つが、この住宅の展示なんです(笑)
リニューアルで撤去されていなくてよかった~!
水路の水を敷地内に引き込んだ、カワヤの仕組みに主人、興味津々。
私は、関西に住んでいた頃、テレビで見たことがあったので、偉そうに説明しました。
一番右の綺麗なお水の槽は、顔を洗ったりする。
真ん中の層は野菜を洗ったり。
左の大きな層には鯉を買っていて、食器洗いの時に出る食べかすは鯉が食べる…だったはず。
↑昔っぽい体型と顔の次女に、とても似合う…
(ポーズはやらせです)
他には、滋賀県の生き物コレクションなど。
剥製や標本が多数あって、圧巻でした!!
A展示室、B展示室
2階には、他にAとBの展示室があります。
琵琶湖のおいたちや、人と琵琶湖の歴史が学べますが…!
時間がなくて、この写真を撮ったあと、急いで1階のディスカバリールームへ行きました。
A展示室とB展示室は、平成32年の第3期リニューアルで生まれかわるそうです。
ディスカバリールーム
展示室以外にも、お子さんが楽しめるスポットがありますよー!
↑ザリガニさんになろう!とか。
(中に次女が入ってハサミを動かしていますが、見えないね)
人形劇が出来るセットとか!
二人は人形より、背景をチェンジできる装置に気を取られて、チェンジしまくっていた(笑)
ほったらかしの人形が可哀想…
影絵を披露できるBOXとか。
昔の台所でおままごとできたり!
戸棚の中には本物そっくりの食べ物や、本物の食器があってリアルなので娘たちは気に入って長時間いました。
横にかまどもある。
他には、顕微鏡や民族衣装を着れたり、世界の楽器が置いてあったり。
娘たち、この部屋で1時間以上遊んでいました。
こちらの部屋は、最終入場が16時30分なので、最後に立ち寄る予定のご家族は時間に注意です。
(出口に近いところにあるから)
図書室
子ども達が大きくなったので、今回、初めて入りました。
天井が高く、窓からたくさんの日差しが差し込み、明るく開放的な図書室です。
ディスカバリールームで沢山遊んで疲れているにも関わらず、二人とも思い思いの本を見つけて読みふけっていました。
翌日行く予定の国立民族学博物館(みんぱく)や、今年中に行くつもりの国立歴史民俗学博物館(れきはく)の季刊誌も置いてあり、みんな繋がってるんだなぁと妙に納得してしまった。
絵本も児童書もあるし、涼しいし、本を読んでリラックスできました。こういう空間大好きだー!
近くに住んでいたら、年パス買って入り浸るものを…。
(後で調べたら、図書室は無料で入れるゾーンでした!)
そのうち、閉館時間になり、AとB展示室を残したまま帰りました。
また来ねば…。
屋外展示
私は行ったことがないけれど、屋外展示もあります。
館外へ出て、湖岸の方へ少し歩くようです。
食事
レストラン
1階にレストランがあります。
前回、立ち寄ってお茶をしました。
こちらも大きな窓に面して明るくて爽やかでした。
珍しいのは、ブラックバス料理です。
昔、テレビでアナウンサーさんが来て、ここで食べてるのを観ました。
美味しいって言ってたな。
2階のカフェテリアでは軽食やドリンクがいただけます。
持ち込み
持ちこんだ食べ物の飲食可能な場所は、2階の屋上広場か、博物館外のうみっこ広場となっています。
飲み物なら、水族展示入口とA展示前に自販機があり、休憩所を兼ねています。
まとめ
・かなりボリューミーなので半日じゃ足りない
・駐車券は入場券購入時に必ず提出すること
琵琶湖博物館向かいのロックベイガーデンも気に入ってます♪
Copyright secured by Digiprove © 2016