お盆休み真っ最中の週末。
どこへ行っても混んでいるので、思い切って郊外の大規模公園へ出かけました。
北播磨余暇村公園(兵庫県多可郡多可町)は、全長253メートルの「妙見スカイローラー」を筆頭に、3つのローラー滑り台が楽しめる子供大興奮の公園でした。
園内の「銅精錬所跡展示館」でちょっとした学習も出来て、静と動の両方が楽しめます。
概要
兵庫県の中部に位置する多可町。
・中国自動車道、滝野社インターから車で30分
・隣接のココロン那珂、愛称【ちゃったなの森】で宿泊可能
・カフェで食事可能、バーベキューは要予約
・長いローラー滑り台が有名(お尻マットの用意あり)
・人工の小川で水遊び可能
・バラ園と日本庭園は、火曜日がお休み
正面入口
トイレと管理事務所の横が、公園の入り口です。
なんと、クマ注意の看板が!!
事務所前に、鯉のエサの自販機があります。100円。
日本庭園
子供の足で10分は歩くでしょうか。
バラ園の奥にある日本庭園の池で、鯉にエサをあげることができます。
鯉の数が多く、食いっぷりが良いのでエサはすぐになくなりました。
蓮の花が咲いていて綺麗でした。
また、園内はもみじの木が多く、秋に来たら紅葉が堪能できるだろうなぁ~
11月中旬にもみじ祭りが開催されるそうです。
コンビネーション遊具
丸太橋やクライミング、縄梯子、滑り台など15ものデッキが連結し、遊びながら自由自在に動き回れる巨大な遊具。
木製の砦や、お約束の滑り台、ターザンロープもあるよ!
娘たちはターザンロープが大好き。
炎天下ひたすら、ビューン・ストッ・タタタタタ…、の繰り返し。
猛暑日だったからか、公園内に人が少ない。
日陰にワンタッチテントや簡易シェードを広げている家族もごくわずか。
ターザンロープには誰も来なかったから、姉妹で独占し放題。
とても喜んでいました。
幼児広場
3歳までのブランコがあったり、大人しい目の遊具の広場です。
コンビネーション遊具の出来ないところで泣いちゃう小さいお子さんも満足。
ローラー滑り台
北播磨余暇村公園の名物といえば、展望台から山の斜面を滑り降りる、全長253メートルの妙見スカイローラーです。
他に、先に挙げたコンビネーション遊具内に一番小さいもの、芝生広場のレンガの砦に中くらいのものがあります。
ローラー滑り台好きには、たまらん豪華3本立て!!(笑)
妙見スカイローラー
↑着地点。ここにも滑り台があるのが粋だ(笑)
右手の小屋の中に、お尻に敷くマットが置いてあります。
ウレタンのような柔らかい素材で、手持ち紐もついています。
入園無料なのに気前の良い公園だよ!!
(破綻しないよう、ぜひに協力金一人100円の寄付を…⇒入園口のクマの看板横にBOXあり)
斜面を登っていくと…
↑第1中継点があります。
一番上まで行かなくとも途中から合流して滑れます。
合流点には滑り止めがあり、上から来る子と激突しないようになっています。
ちなみに、上から来て、ここで離脱することも可能。
離脱口にもアスレチックがついている。
凝ってるわ~
↑さらに上へ登ると第2中継点。
ここまでの上り坂が一番キツイ!!
膝がガクガクする…。
ここは、完全にローラーが途切れています。
上から滑ってきたら、このアスレチックを進んで、次のローラーを滑ります。
↑さらに登ると、ようやく山頂の展望台が見えてきました。
↑展望台からの眺め。
のんびりとした里山の風景が楽しめます。
私が撮影している間、展望台まで登ってきたのは1組の家族のみ。
子供さんは小学生高学年くらい。
いや、ほんとにね、ここまで登るのキツイです。
少し涼しくなったらマシかなぁ。
ここのローラー滑り台は、お尻マットのおかげか、めっちゃくちゃ滑るんですよ。
かーなりスリルが味わえました…。
子どもの小川
コンビネーション遊具横に人工の小川があり、ちょっとした水遊びができます。
一番浅いところで水たまり程度、深いところでも30cm無いと思う。
しかも浅いところが大半なので、小さいお子さんでも楽しめる!
次女より小さい男の子が(2歳くらい?)オムツ一丁で寝転んでバシャバシャしてた。
安全~!
銅精錬所跡展示館
入口から進んで、一つ目の吊り橋を渡って左手に建っている銅精錬所跡展示館では、貴重な文化財が観覧できます。
普段は施錠されていて、観覧は予約制となっています。
入館無料。
今回は現地で建物に気付き、「何それ、観た~い!」となって、管理事務所に行って尋ねたら、鍵を開けてもらえました。
「生野銀山」というと、関西以外の人もご存知かもしれませんね。
多可郡は生野鉱床帯に属し、古くより有力な産銅地域でした。
残っている記録では、17世紀初めから開発が盛んになったそう。
そんな中、余暇村公園建設の折の埋蔵文化財の分布調査にて、銅精錬の際に排出される「カラミ」という鉱物の塊を大量に発見。
その後の周辺発掘調査で、小規模ながら銅精錬の全工程を示す各種遺構が見つかった。
それは国内初だったそうです。
平成2年に、遺構を復元・展示したのが、この銅精錬所跡展示館ということです。
(参考文献:銅精錬所跡展示館パンフレット)
館内はそう広くなく、鑑賞の仕方にもよるけれど、15分あれば全部見られる規模。
銅の精錬について何も知らなかったから、面白かった!
地元の小中学生が公園遠足の折、先にここでそわそわしながら学習して、終わったらローラー滑り台へ飛んで行って列をなすんだろうね、なんて主人と話した。
カフェ
真新しいカフェがありました。
店内は冷房が効いていてオアシスのよう!
席数が少ないので週末は混雑しそうな予感ですが、テラス席もあり。
木が室内を突き抜けていて、鳥小屋が飾ってあったり、可愛らしい。
娘たち、何かを見つけては喜んでいた。
多可町産の食材を使ったロハスなランチメニューが充実していました。
食事も出来るカフェですね。
写真は有機卵のプリン。
遊ぶ前にトイレの場所を把握するのがいいかもしれません。
遊具から遠いです。
カフェの裏手には、ココロン那珂というアウトドア施設(愛称ちゃったなの森)のコテージが見えていました。
うわー、ハンモックで揺られたいー!!
おまけ
我が家はお洒落なカフェより、蕎麦が好き!
ということで、公園より車で数分のロケーションにあるお蕎麦やさんへお昼ご飯を食べに行きました。
手打ちそば 和甫(わすけ)さんです。
雰囲気の良い古民家。
涼しい風は…あいにく吹かず、扇風機で汗をかきながら食べた。
すごく細い麺で、甘みがあって美味しかったー!
久々にお蕎麦で幸せ味わった~
半人前をとろろにしたんだけど、蕎麦が美味しいから全部ざるそばで食べればよかったと後悔したくらいだった。
蕎麦がなくなり次第終了なのでお出かけはお早めに♪
まとめ
・お尻マット不要!
・銅精錬所跡展示館の入館は事前予約制
・公園の規模の割に、空いている!
・女子トイレは和式オンリー
穴場な公園を見つけて嬉しいむーち(@mu_chiblog)でした。
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