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Z会夏休み小1

小学生

小学1年生の足し算と引き算にパターンが色々あるの知ってた?

更新日:

小学1年生で習う足し算・引き算の話です。

たし算とひき算に、色々なパターンの問題があるのをご存知ですか?
求める式は簡単なのに、考え方は奥が深いです!

もし、お子さんが文章問題でつまづくことがあるなら、問題文がどのパターンなのかを知ることで、復習を重点的に行えて効率が良いですね。

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(投稿日:2016年9月22日)

なつやすみ問題集

きっかけは、Z会夏休みの特別問題集でした。

8月号には、普段の教材とは別に、この冊子がついていました。

1日1ページを取り組みます。
奇数日は算数、偶数日は国語の問題。

Z会夏休み小1

算数は、全てが文章問題

長女は今まで、「どちらが○○個多いでしょう?」の問いの答えに「○○個」としか書けなかったところ、この問題集に取り組んでからは、「●●が○○個多い」と完全な形で答えられるようになりました。よかった!

国語は、「ごめんね さとしくん」(※)という児童書からの、読み取り問題のみ
問題文が最終回まで続くので、解くほどにお話が進み、この先どうなるのーとハラハラして楽しんでいました。

※末吉暁子作/佼成出版社/1990年11月

算数も国語も全て文章問題という構成です!

色々なパターン

Z会では、

たし算は、合併増加

ひき算は、求残求部分求差

を、1年生で習う基本パターンとしています。

たし算

合併

○○が7個、△△が2個あります。合わせて何個でしょう?

増加

○○が3個ありました。そこへ、4個ふえました。○○は全部で何個になりましたか?

ひき算

求残

○○が8個ありました。6個食べると、残りは何個でしょう?

求部分

○○が9個ありました。そのうち、赤い○○は3個です。赤くない○○は何個でしょう?

求差

○○が6個、△△が4個あります。○○は△△より、何個多いでしょう?
(または、どちらが何個多いでしょう?)

何となく…

違いがお分かりになったでしょうか?

Z会小学コースでは、上記5つのパターンの問題が解ければ1年生の理解として十分とし、それ以外のパターンは発展問題として秋以降に勉強する予定。

発展問題の第一弾として、夏休み問題集に登場したのが、以下のパターンです。

発展問題

逆思考

先程挙げた、「増加」の例題を使って説明します。

「○○が3個ありました。そこへ、4個ふえました。○○は全部で何個になりましたか?」(増加)

「○○が3個ありました。そこへ何個かふえたので、全部で7個になりました。ふえたのは何個でしょう?」【逆思考】

どちらも、「3個から4個増えて全部で7個」という「増加」の出来事です。

けれど、【逆思考】の問題文では、たし算の問題と見せかけつつ、既にある数と新たに増えた数の差をひき算で求めないといけない。

出来事の順番通りに考えればよい順思考の問題と比べて、はるかに難しいらしい。

その他

他には、

指定された順番から全部の数や残りの数を求める【順序数

答えを求める際に関係のない数の記述がある【過条件

「物と人」など異種間で差や全体量を求める【異種量

足りない数を求める【補加

の文章問題が出題されました。

計算自体は、繰り上がり・繰り下がりのない、簡単なものです。

ですが、問題文をしっかり読み解く力が、1年生でも必要とされることに気付かされました。

ちなみに、長女は【補加】の問題を間違えていた…。
一番ストレートな表現だと思うんだけど(笑)

まとめ

・算数、国語ともに文章問題オンリーの出題で、文章を読み解く力がついた
・Z会の解説書はやっぱり面白い

Z会は大人の好奇心もくすぐってくれました。くすぐられた、むーち(@mu_chiblog)でした。

Z会の解説書が優れていることを書きました↓
見直し嫌いな小1生が、見直しと発展問題に取り組んでくれた方法(私の別ブログへ飛びます)

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