お誕生、お七夜、お宮参り、百日祝い(お食い初め)、初めての誕生日祝い…。
お子さんが生まれるとお祝い続きの一年ですね。
以後は少し落ち着き、その次は3歳(5歳)の七五三がビックイベントになるかと思います。
神社へのお参りをしないご家庭もあるかもしれませんが、写真撮影はほとんどの方がしますよね。
お子さんの可愛らしい着物姿は一生の記念になりますね。
そこで、3歳の七五三の撮影はまだだよ、という親御さんに、伝えたいことがあるのです!
我が家は、これを知らずに行って、かなり苦戦しました。
それと、7歳女子の撮影をしない予定の親御さんへ。
我が家もしないつもりでしたが、気を変えて撮影して、すごく良かったです。
3歳の時とは全然違いますよ!
3歳児の試練
去年、次女の3歳の七五三撮影をしました。
引っ越した関係で、長女が撮影したスタジオとは別の会社の写真館です。
ちなみに、スタジオアリスなどの全国チェーンではなく、両館とも関東近郊のみの小規模店舗数のチェーン店です。
長女の時には、全く思いもしなかったトラブルに見舞われたのです!
それは…
キッズスペースに足止めされた次女、着替え拒否事件!!
あ、大袈裟でした?
そんなん毎日やん、って?(笑)
一生に一度の日にね、拒否されるとね、かな~り困りました(汗)
細かく時間配分決まってるしね…。
当日の様子
予約時間に余裕を持ってスタジオ入りした当日。
呼ばれるまで少し時間があった。
このスタジオは、入口を入ってすぐのロビー近くに、おもちゃやビデオを備えたキッズスペースがある。
キッズスペースと目と鼻の先に、撮影後の写真を選ぶブースがある。
家族の着替えを待つ間や、親御さんが写真を選ぶ間に、子どもはキッズスペースで遊べるようになっている。
ロビーのソファに腰を下ろした私たち。
自然と、魅力的なキッズスペースが娘たちの目に入る。
当然、娘たち遊び開始。
そこに、スタッフさんが呼び出しにきた。
遊び始めたばかりの3歳児をそこから連れ出すの、かなり難しい。
園生活のようにそこにいる全員が中断して「終わりの時間」になるなら納得できる子でも、自分だけが遊びを終わらせさせられ、きょうだいはこの魅力的な遊び場に居続けられる状況では、絶対無理。
「〇〇、呼ばれてるよ!行ってきなよ」
遊びながらも、素っ気なく言い放つ長女。
次女、全力拒否。
困った顔の若いスタッフの女性。
「髪の毛、可愛くしてもらおうよ~」
「おもちゃ、持って行ってもいいよ~」
スタッフさんには悪いが、おもちゃで済む問題ではない。
お姉ちゃんはまだ遊び続けられるのに、どうして私だけが行かねばならないのだ!!
次女の心の中は、そんな理不尽な気持ちでいっぱいなのだと思う。
↑
これに気付いたのは後のことで、その時は分からなかった。
「アンパンマンのビデオもあるよ~面白いよ♪」
スタッフさん、ごめんなさい。
次女はアンパンマンに全く興味がないの(笑)
私と主人も説得を続けるが、次女は動かない。
ヘアメイクの開始時間が過ぎているので、強行策に出た。
長女、次女に好きなおもちゃを一つずつ持たせて、二人ともメイク室へ連れて行った。
その後も、次女は不機嫌で、ヘアはなんとかやってもらえたけれど、メイクは出来ず。
着付けがもっと大変で、拒否しまくり。
着付け時間に充てられた30分のうち、最後の5分で着させた。
それも、私が抱っこして無理矢理立たせた体勢で(宙に浮いてる)、着付けの先生がパパッと手早く。
普段、ここまでしつこく不機嫌を引きずる次女ではないのだけど、この日は変だった。
いつもと違う空間、強制感、周りの大人の緊張感などのせいかな?
撮影は、男性カメラマンの采配が素晴らしく、最初の20分は姉妹で好きなように遊ばせて、その様子を撮っていた。
その頃には、次女も機嫌が直っていて、残りの10分で型通りのシチュエーションの写真をきっちり決めてきた。
良い写真が撮れて、プロの仕事に感心した。
でも、次女が拒否したおかげで、着物は緩みやすくてお参り中に裾がだいぶ落ちていた。
また、一日限りの撮影が終わるまで、気が気でなく疲れた。
一大イベントの日は、なるべく心穏やかに迎えたいものです。
これだけに気をつけて
ずばり、撮影前にキッズスペースに立ち寄らないこと。
撮影予約や衣装の予約時に来店すると思うのだけど、その際、店内の配置に目を通しておくこと。
子どもの目につきやすいところに遊び場がある場合、撮影当日は呼ばれるまでスタジオの外で待機し、呼ばれたら一瞬で支度室へ連れていくのが良いと思う。
どこの家庭も一緒
なぜこの記事を書こうと思ったかと言うと。
先日、長女の七歳の七五三で、また同じスタジオへ行きました。
ロビーのソファーで待っていた時、3歳の女の子が一人キッズスペースで遊んでいて、そこにスタッフさんが呼びに来た。
女の子は拒否!
あ、見たことあるぞ~、この風景。
「向こうでアンパンマンのビデオ見ようよ~♪」と、若い女性スタッフの猫なで声。
これこれー!全く同じ(笑)
その女の子は、うちの次女ほど粘らず最終的にすんなり支度室へ連れられて行ったけれど、拒否中は、スタッフさんとご両親のあの手この手の誘い文句が聞こえてきた。
そのたびに、「どこの家族も一緒だなぁ…」と遠い目になりました、私。
このパターンに陥るお子さん多いのかな?
うちだけじゃなさそうだ。
そこで、記事にして共有したいと思ったのでした。
(5歳の男の子はどんな感じなのかすごく気になるぞ)
7歳も良いよ!
我が家、7歳の七五三は、しないつもりでした。
特に理由はないのだけど、昨年の次女の撮影と重なって出費になることや、現住所の神社へは定期的にお参りしていることや、7歳よりは十三参りの時に着物着せたいなぁと、漠然と思って。
でも私の母に、超絶勧められたので(祖母バカ?)、ある意味、祖母の為のような形でやる気になった。
結果は、やってすごくよかったし、やらなかったら後悔していたと思う。
だから、他の人にも知ってほしくて、書いています。
その理由は以下です。
家族が楽
我が家の次女のようにお騒がせしなくても、三歳の七五三って結構疲れませんでした?
子どものぐずりや空腹やトイレ、親も正装だし、雨なんて降られちゃ、もう疲労困憊。
でも、「7歳」は一人で支度室へ行き、一人で着付けしてもらって、トイレは着物の袖や裾の処置があるから手伝いが必要だけれど、それほど手がかかることではありません。
もう、すっごく楽。
じいじ・ばあばの気分で、娘の支度を待つだけです。
ポージング
3歳の時は、要求されるのは目線くらいでした。
それも、スタッフさんがぬいぐるみを使って誘導するような…。
7歳では、目線はもちろん、つま先の向き、首の角度、指先の形などなど、要求される難易度が高いのですが、対応できるんです!!
成人式か!?と思うようなカッチリとしたカットも撮れちゃいます。
子どもの可憐さ、可愛らしさを纏いつつも、大人びた表情やポージングの写真に、感動すること間違いなしです。
7歳だと、本人も可愛く綺麗に撮ってほしい気持ちがあるので、頑張るんですよー!
自分で選んだ着物だし、気合いが入っていました。
なので、お金を出す価値があると感じました。
まとめ
・7歳は、迷うなら決行で。すごく良かった!
次は、十三参りかな。
そういえば、十三参りって関東ではあまりメジャーではないのかな?
話題になったことない。
少し気になったむーち(@mu_chiblog)でした。