真冬の北海道、日が暮れてから入ることのできる幻想的な氷の村。
家や教会や遊び場が全て氷で作られているなんて想像できる?
一番寒い時期の気温は-20℃になることもあるそうです。
だけど、幼児連れでも、とても楽しめたよ!
概要
場所:星野リゾート トマム内
開村期間:11月末頃~3月下旬 17時~22時
入場料:無料(各アクティビティは有料)
今年で20年目というアイスビレッジ。
私は10数年前の再訪。
その時と比べて規模が格段に大きくなっていて驚いた。
昔は1時間あれば回れたような気がする。
今回は、スタンプラリーやスケートをしたり、焼きマシュマロを食べたていたら、あっという間に2時間が経過!
(エリア内バスに乗ってのホテル間の移動も考えると、ホテル帰着まで3時間弱はかかってる)
夕飯前に少し遊ぼうと気軽な気分で出かけたのに、あまりに楽しすぎてガッツリ遊んでしまった。
そして、夕飯を食べ損ねた(;´∀`)
おすすめの服装
服装は、言うまでもなく防寒対策重視で!
帽子、手袋、ネックウォーマーをお忘れなく。
カイロを腰に貼ったり、足元はスノーブーツがお勧め。
それでも寒い!という時は、アイスビレッジ入口の小屋でロングコートを借りることも出来る。無料。
また、氷で出来た滑り台やスケートを体験したい方は、防水仕様の長ズボン必須。
我が家は全員スキーウェアで行った。
スキーウェアをお勧めする理由
1:雪や雨が降ってきても濡れないので傘が不要
2:水・風を通しにくく暖かい
3:もし濡れたとしても、干しておけばすぐ乾く
周りを見ても、ファミリー層はスキーウェアが多かった。
大人だけのグループは普段の服装の人が多い。
ちょうど春節だったので中国人観光客が大勢来ており、その人たちも普通の服。
訪問した日は2月の中旬、昼間は曇天。
いたって普通な天候。
2歳後半と5歳の娘の服装
スキー用靴下、ニットタイツ。
長袖肌着(ヒートテック)、少し起毛した長袖クルーネック(冬用素材)、裏起毛トレーナー(※)。
上下つなぎのスキーウェア、ニット帽、ネックウォーマー、スキー用手袋、スノーブーツ。
トレーナーの上にさらにフリースの上着を着せようと思って持参していた。
しかし、「モコモコすぎて嫌!(動きづらい)」と拒否された。
旅行中、一度もフリースは活躍しなかった…。
※「裏起毛トレーナー」部分は、お子さんが大きくなり、スキー・スノボをするようになったら、着脱できる羽織にするか、スポーツ用品点で売っているスポーツインナーにチェンジしてくださいね♪
その方が動きやすいです。
それから、本州の3月など、気温の上がる春スキーでは、上半身は肌着とクルーネックカットソー、ウエアだけでOKです。
お子さんの様子を見ながら調節してください♪
ここで、ワンポイント。
子供のスキーウェアはつなぎより上下セパレートの方がお勧め。
トイレや建物の中で、すぐ上着を脱ぐことができて楽だから。
(つなぎは上半身だけを脱ぐことが出来ない)
70~80の小さなサイズはつなぎがほとんど。
でも、じっくり探せば80からセパレートもあります。
♪子供用スキーウェア比較♪
(楽天市場に飛びます)
大人の服装
スキー用靴下、ニットタイツ。
長袖肌着(ヒートテック)、薄いフリースの長袖タートルネック、ニットや厚手フリースの上着。
スキーウェア、ニット帽、ネックウォーマー、スキー用手袋、スノーブーツ(スノーボードブーツ)。
腰に貼るカイロ、ポケットの中には貼らないカイロ。
ひとことで言うと、真冬のゲレンデの服装そのまま。
アイスビレッジではゲレンデにいる時より動き回らないから身体が冷えやすい。
また、長時間の滞在で空腹になり肌寒さを感じた。
チョコや飴など、口に入れられる物を持参するのも良いかもしれない。
会場の様子
レストランhalの建物の1階から外に出ると林が広がっている。
ほの暗い雪道をわくわくしながら進んでいくと、アイスビレッジの入口が見えてくる。村人(スタッフ)が出迎えてくれた。
記念写真撮影班らしい。
ずっと立ちっぱなし。
こんなに寒い中大変だなぁ(>_<)
門をくぐった中に小屋があり、防寒用のベンチコートが貸し出し自由になっている。
しばらく進むと小さな橋が見えた。
渡ろうとすると…
後ろから人が来ない隙に、子どもたちは何度も作動させていた。
ひらけた場所に出ると、氷の階段。
5歳の長女は「エルサの階段だ~♪」と大喜びで登っていく。
すごい!台も、スタンプの入れ物も、全てが氷で出来ている!!
(スタンプラリーの用紙は、ホテルの部屋に備え付けられていた)
その先は滑り台になっている。
氷で出来ているのでツルツルピカピカ。
普通の服で滑る人はいないと思うけど、濡れるので注意です!
(迂回して降りる道もあるので安心♪)
最後に入っている声は私の声ではありません…。
見学していたおばさんです(´艸`*)
滑り降りると、氷で出来たドーム群や野天のスケートリンクが広がっている。
暖かそうな焚き火も見える。
スケートは予約不要。
レンタル靴代金は、大人1,000円・小学生500円・未就学児無料。
靴の在庫サイズが15cmか16cmからだったので、14cmの次女は体験出来ず。
スケート初挑戦の長女と、少々経験ありの私でしばらく遊んだ。途中、粉雪が降ってきて、リンクの表面は結構ガタガタだった。
なんでも、天気の良い日は昼の間に氷の表面が溶けるらしい。
日が落ちて寒くならないと滑られないので、夕方からの開催になっているんだって。
「ぬくぬく小屋」(スケート靴の貸し出し小屋)は暖房がかかっていて、暖かい飲み物やお酒も売っている。
数は少ないがテーブルとイスもあるので疲れたり暖を取りたくなったら、こちらへ避難。
スケートの後にお腹が減ったので、メガマシュマロ(200円)を購入。
外の焚き火で炙って食べる。
写真は焦げすぎちゃったけど、適度に炙ると、マシュマロがふわっふわとろとろに!
焦げたところは、サクサク。
美味しかった!
幼児連れだと気になるのがトイレ。
「ぬくぬく小屋」の横にあり、仮設ながら綺麗な洋式。
氷のバー。
こちらでも飲み物が頂ける。
写真はカメラの影響で青いけれど、実際はこんなに青くない。
ドームの天井には投影された雪の結晶がキラキラと舞っていて綺麗。
これらのドームは「アイスシェル」と呼ばれている。
空気で膨らませたバルーンに雪と水を噴射して外壁を作り、厚さ15cmほどになったところでバルーンの空気を抜くことで完成するらしい。
(トマムパンフレット『トマボン』より)
氷の雑貨屋さん。
商品は購入できる。
氷の教会。
またもや娘たち、エルサの階段だと大喜び。
こちらの教会では実際に挙式ができる。
氷の学校では、氷のグラス作りや雪の結晶のレプリカ作りなど各種体験も。
プロジェクションマッピングを用いた映像で雪の結晶について学べたり。↓
宿泊可能な氷のホテル。
(写真は公式HPからお借りしました)
他には、氷のカフェ、氷の家、犬ぞり体験など。
雪山の滑り台もあったけど、滑る面がボコボコのバーンになっていてお尻が痛かった( ;∀;)
他では味わえない幻想的な氷の世界。
ぜひご堪能を。
まとめ
・アイスビレッジを楽しむには防寒対策をしっかりと!
・見学だけなら小一時間、たっぷり楽しむなら2時間かかる。
夕食レストランの予約をする前にプラン立て推奨。
・各種イベント、アクティビティは期間限定や事前予約制の場合もある。
事前に公式HPをチェック。
トマムの記事一覧
●トマムを選んだ理由⇒北海道(星野リゾート)トマムはアクセス良好、子連れに優しいサービス・幼児スキー・雪遊び【リゾナーレトマム・1】
●スイートタイプの客室の全貌⇒全室スイート!?部屋・アメニティ・設備など全てが夢のようだった【リゾナーレトマム・2】
●スキー・スノボのキッズスクール⇒幼児のスキーデビュー。トマムのスクールが良かったよ。
●レストラン⇒星野リゾートトマムのレストラン事情【混雑・予約・幼児メニューなど】
Ice village/ Hokkaido Tomamu