春から年少になる次女の家庭学習は、がんばる舎と 幼児ポピー を始めることにしました。
その理由や、比較検討をした内容です。
目次
今までのあらすじ
Z会幼児コース(年少)を春から始めようとお試し教材を取り寄せ、次女と取り組んだ。
ひらがなの読みと書き、カタカナの読み(100%ではない)、2ケタの数字を読める次女には、Z会幼児コース(年少)は物足りなく感じた。
(私の別ブログに飛びます)
そこで、1学年飛び級をして、年中コースを試してみた。
ひらがなの読み書きなど表面的なことが出来ても、「考える力」や「知識」が足りなくて解けない問題があり、このまま受講しても学習効果が十分に出ないのでは?と、飛び級受講を諦めた。
(元の学年に戻す時に、Z会を受講できない空白の期間が出来るのも飛び級をやめた理由の一つ)
そして、次女にとっては【オーソドックスな年少向けの教材】と【次女の進度に合った個別のドリル】を併用して使う方が、Z会年少コースだけを受講した場合と比べてコストパフォーマンスが高いのではないかと考えた。
Z会幼児コースの特徴である「体験教材」は他社には無く、価値がある。
そこは、長女の時の経験を生かし、次女の普段の生活の中で色々な体験が出来るよう心がけることにした。
「すてっぷ」の特徴
【次女の進度に合った個別のドリル】を検討する上で、がんばる舎の幼児向け教材すてっぷを試すことにした理由が3つ。
受講料がお手頃
月々680円(税込)。
現在、継続的に初回無料キャンペーンを行っている。
教材12回分を一年払いで支払うと、7,480円(税込)。
この金額は、教材1回分が無料となっている。
つまり、初回無料キャンペーンと併用すると、13回分の教材が11回分の料金で購入できる。
1年分の教材を一括配送可能
毎月の教材はA4サイズ、25ページしかない。
月毎の配布だと、次女のやりたい量より少ない。
「すてっぷ」には、教材12回分を一括配送する「まとめ出し」システムがあるので、我が家のニーズに合っている。
開始の進度を選べる
がんばる舎の幼児コースには、2歳児程度の「すてっぷ1」から6歳児程度の「すてっぷ5」があり、受講する子どもに合ったコースを選んで入会できる。
また、すてっぷ5の続きとして、小学1年生の内容の「すてっぷ6」、小学2年生内容の「すてっぷ7」も用意されているので、先取りをされているお子さんでも継続的な学習が可能。
(各コース全12冊)
次女は3歳8ヶ月。
5月生まれなのもあり、親の知らないところで長女の真似をして勝手に色々と習得していたので、「すてっぷ3」(4歳児程度)から始めた。
すると、進度がピッタリ!!
※ちなみに「すてっぷ3」の目安は、「0から9までの数字が書ける&ひらがなが書ける」です。
おかげで、簡単すぎず、じっくり考えて解くことの出来る問題に取り組むことが出来た。
コース内容、受講目安は、がんばる舎ホームページにて教材見本を見れます。
PDFを印刷すると、教材見本を試すことが出来ますよ!
※すてっぷにお試し教材は無いので、上記公式HPで教材見本を印刷するのみです。
(下記期間中にはじめて入会の方)
※2016年12月6日(火)~12月15日(木)の期間限定。
初回12月号(サービス)のみで退会する場合は、期日内にがんばる舎への連絡をお忘れなく!
次女の様子
入会から3日ほどで教材が届き、素早い対応に驚いた。
届いた内容も、シンプル。
問題集、解答集、チラシ2種のみ。
問題集と回答集は家で使うようなプリンターのOA用紙をホッチキスで止めた物。
そりゃ、安いわな~。
問題は25回分あり、そのうち3回はよみもののページ。
次女は集中すると長時間没頭するタイプだから、すぐ終わってしまっては勿体ない気がして、5回づつに分けて取り組んだ。
次女は初めてページを開くと、首をかしげた。
「??」
「…どうやるの??」
そうである。
がんばる舎のすてっぷには、問題文が書かれていない。
問題文は、保護者用冊子(回答集)に載っている。
保護者が問題文を読み上げるかたちで、すてっぷの学習は進む。
回答集には、問題文の他に、子どもへの声かけのアドバイスや提案が赤字で書かれている。
子どもと完全に向かい合って(隣で)取り組む教材は初めてで、次女も普段と違って少し緊張した面持ちだった。
どこで悩むか、何が簡単なのか、次女の反応を見ていて、色々分かった。
きちんと考えられるように作ってあるな~と思ったのは、例えば、この問題。
「2、3、4」と並ばず、「2、4、5」と並び、3が抜けている。
長女の受講している「こどもちゃれんじ」ではこういう時、1~10までが丁寧に並ぶので、「考える前に、感覚で分かってしまうのでは?」と疑問に思っていた。
がんばる舎の「すてっぷ」は、自分で「考え」て解く問題だったので、良かった。
最後の「よみもの」は、読み聞かせ用だが、我が家では簡単な読解問題を作って考えさせてみた。
(例えば「今のお話に出てきた動物は何かな?」など)
まだ3歳だから記憶して答えるのは難しいようだけど(当てずっぽうで文章に無いことを答えてしまう)一緒に考えることで段々読解力がつくと思う。
新小1の長女の読解問題練習にも使えて助かる。
(例えば、「うさぎは草をたくさん食べるとあまり水を飲まないこともありますが、それはなぜですか?」など)
気になる点
モノクロ印刷
イラストがモノクロで見にくい。
特に絵本やテレビでオールカラーに慣れている低年齢の幼児には、モノクロ印刷はある意味新鮮。
イラストとその頭文字を結びつける問題では、次女が知っている物なのに、すてっぷのイラストでは判別できなかった物があった。
教材に季節感がない
○学年○月号と決まっている教材では、当然その季節に添った情報や問題が載ることは、ご存知のはずだ。
すてっぷでは、配送回数や入会時期が自由なだけに、季節感が無い問題になっている。
比較検討した対象
本屋で手に入るドリル
例えば、次女が使っている「学研の頭脳開発シリーズ4歳できるかな」は、問題が64回分、オールカラー、712円(税込)。
すてっぷの25回、モノクロ、680円と比べると本屋のドリルの方が優勢だ。
私はとても悩んだ。
学研の4歳シリーズの全ての分野を揃えると、11冊になる。
すてっぷの1コース12冊を「まとめ出し」して家に置いた場合とを想像して比べてみる。
ドリルは各分野で1冊なので、1冊全て終わってから次の1冊という解き方をすると、子どもは飽きてしまうのではないか。
11冊のドリルを手元に置いて、各分野から「ちょっと出し」をすると、場所を取るし手間もかかる。
その点、すてっぷは1冊の中に6つの分野(※)からまんべんなく出題されるので、飽きない。
1冊を手元に置いておくだけで済む。
問題量をとるか、場所と手間をとるか。
私は後者をとった。
※言葉、数・量、図形、記憶、知識、作業の6つの分野
ネットの無料学習プリント
グーグルで「無料プリント」と検索すれば、家庭学習用のプリントを無料でダウンロード出来るサイトがいくつも出てくる。
我が家も、娘たちがたまにお世話になっている。
用意された問題量は膨大で、分野も沢山あり、ものすごいボリュームを無料で提供してくださっているサイト運営者さんには尊敬と感謝している。
ただ、私が、娘たちにピッタリな難易度の問題を選んで印刷をしておくことが上手に出来ない。
時間のある時に印刷して溜めておいても、難しすぎたり、やらないまま時が過ぎて簡単になってしまったりで、一番良いタイミングに提供するのが難しい。
プリントだけを毎日取り組むお子さんには、とてもベストなのだろうけど、たまにやる程度では、適度な難易度や分野の選択に時間がかかる。
以上を理由に、すてっぷを有利とした。
すてっぷが向いている家庭
すてっぷの価格と分量から、私のように本屋で手に入るドリルと比較検討している人が多いかと思われるので、その方向で書きます。
家庭学習を親子の時間にしたい家庭
すてっぷの問題用紙には問題文が書かれていない。
親が、各家庭のお子さんに合った読み上げ方で問題の内容を知らせる。
反応をみて、ヒントを出したり、親のさじ加減で色々な難易度へ変化させれる。
楽しく一緒に答え合わせをする。
一緒懸命取り組んだことを一緒に喜ぶ。
かけがえのない時間になる。
ドリルを選ぶ時間を浪費したくない家庭
すてっぷは、毎月1冊あるいは12冊まとめて届くので、本屋へ出向いたりネットで検討する時間を浪費しない。
ポピーと併用
学力は、がんばる舎のすてっぷで身につくだろう。
でも、学力だけではなく、幼児期の心や感性を豊かに育みたいと思う。
それには、季節を感じられたり、幼児の心の発達を考えて作られた他の教材を使用し、がんばる舎では足りない部分を補う必要があると感じる。
そこで、もうひとつ探していた【オーソドックスな年少向け教材】として、教材内容とお試し教材の次女の反応が良かった月刊ポピーを併用することに。
気になる教材はありましたか?
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