夏休み、お盆明けの水曜日にキッザニア甲子園へ行ってきました。
メンバーは、幼稚園年長児の長女、長女と同い年の親戚の女の子、年少児の弟くん、親戚姉弟のお母さんと私の5人。
(うちの次女は、私の両親とお留守番)
全員初めてのキッザニア。
初心者だけど、運よくジョブスケジュールカード欄のMAXである、7つの体験ができました。
その詳細を記します。
目次
予約
子ども達がまだ幼く、1部の方が活発に動けるから1部狙いだ。
今回、希望日の1週間前という時点で、公式HPでの予約状況は、「1部が2週間後まで予約不可、2部は明日以降予約可能(△マーク)」だった。
諦め半分で、何度か公式HPをチェックすると、突然、希望日の第1部が△マークになっていた!
前日
周りにキッザニア経験者がいないので、ネットで情報収集。
調べて色々持参したけれど、特に持っていって良かった物は、
・ジップ○ップなど封が出来るビニール袋;ベーカリーの持ち帰りパンの紙袋から油が滲んでいたのでそのまま鞄に入れられない。
・お手拭き;パンやソフトクリームを食べる時に。
・レジ袋;試食の後、ゴミ箱を探す手間が省けるので(フードコート近くにしかゴミ箱が無かったような)。
・現金;ジョブスケジュールカードホルダーや現地スタッフが撮ってくれる写真はクレジットカードで支払えない。
・お茶;いちいち買いに行く時間がない。
それから必須なのは、やりたいお仕事の選別と最優先1位2位くらいを挙げておくこと。
選別は、「興味の有り無し」で軽く仕分けるくらいでOK。
現地では時間が空いた際に、「現在地から近くて興味の有るお仕事の待ち時間」をサッと調べてスムーズに動けてよかった。
また、最優先1位2位を決めておくと、その日の前半が動きやすかった。
未知すぎるので、初心者同士話し合って、長女二人の最優先希望が被っている仕事を一番最初に予約しに行くことにした。
(好みが似ていて、ほとんど被っていたのだ!)
入場まで
高速道路を使って車で行った。
名神高速道路の西宮インターで降りてナビどおりに進んだら、甲子園球場の真横へ来てしまい、ナビされた道は通行止めで進めない。
忘れていたよ夏の甲子園!
周りは観戦に来た人がビッシリ!
(後で知ったけど話題の清宮くんが第一試合に出ていたらしい)
迂回して時間をロスしたものの、7:45到着。
待ち合わせ時間より早く着いた。
予約番号を伝えて建物の中へ。
受付開始は7:15なので、受付が終わったすごい量の人が列を作っている!
でも幾人もの係員が誘導しているからゴチャゴチャしておらず、整理整頓されている。
親戚親子が来て受付完了したのが8:15。
8:30から随時始まる入場までの間にトイレを済ませたり、列の横で売っているジョブスケジュールカードホルダーを買って待機。このジョブスケジュールカードホルダー、かなりおすすめ!!
というか、無いとヤバかったと思う。
(使う前は、『高いよ…』と引いていたんだけど。900円くらい。現金のみ)
というのが、各パビリオンで仕事の予約をするのも子ども。
スーパーバイザー(スタッフさん)は子供からカードを受け取る。
この時、ホルダーごと首から外して渡すことが出来るので素早い。
カードをペラッと手持ちにしているだけだと、カバンからゴソゴソ探して出す時間がかかるし、紛失しやすいと思う。
また、仕事終わりにホルダーごと返してもらえるので、子供はその場で首にスルッとかけて、空いた両手で賃金を受け取ることができる。
(幼児だと手が小さくて色々持てないからね)
ホルダーには小物を入れられるポーチもついている。
キッザニア内の銀行へ行けなかった子ども達のお財布代わりになった。
(銀行で口座を作ると、お財布がもらえるらしい)
ただ、リングにポーチを引っかけているボタンを子どもが触ると、ボタンが外れてお財布落下!というのが2回あった。
なので、財布代わりに使う際はボタンに触らないようにすることと、ボタンが外れかけていないか常時確認したほうがいい(^_^;)
入場
入場は、8:45くらいだった。
初めて見る街並みに驚きながら、子どもたちの第一希望だったベーカリーの予約へ。
今まで、遊園地などで全て親が行っていたような手続きも、子供だけで並んで、親は横で見ているだけ。
最初、子どもと一緒に列に並びそうになって、慌てて飛び出した(笑)
スーパーバイザーが子供の目線までしゃがんで「○○さん、△△ですか?」と丁寧語で話しているのが印象的。
他のパビリオンでも徹底されていた。
そこで気づいたのが、ジョブスケジュールカードに名前を書いていなかったこと!
最初のスーパーバイザーが子どもに名前を訊いて、書いてくれていた。
それと、その日は「English Wednesday!」だったのでローマ字でも書かれていた。
次からは待ち時間に書いておこう…。
ベーカリーの予約後、待ち時間の間、二人のやりたい第2位の街時計へ。
お仕事は、からくり時計の人形役というのだから子どもならではの可愛さ。
ベーカリーの集合時間の5分前に終わる回に丁度入ることが出来た。
予約システムまとめ
初めてだと、よく分からなかった予約のシステム。
私はスーパーバイザーの手が空いていてる時に教えてもらいましたが、事前に理解している方が動きやすいです。
次回のエントリーに空きがあれば、座って待つ
各パビリオン前のスーパーバイザーにジョブスケジュールカードを見せた順番に、次に案内出来る回に空きがあれば、その場で座って待たされる。
トイレは断ってから行くことは可能だが、原則、その場で待機しなければならない。
予約枠の発生条件
エントリーを申し出た子供の数が「次回の定員」を超えた場合に、予約枠が発生する。
したがって、自分の好きな回を選んで予約を入れたりすることは出来ない。
予約は1つしか取れない
予約した仕事が終了した時点で、新たな予約を入れることが出来る。
予約までの時間はガンガン回るべし
予約した仕事が始まる時間までの空き時間に仕事を入れたい場合、他の仕事のスーパーバイザー(受付係)が、予約済みの仕事の集合時間までに間に合うかどうかを判断してくれるので、素人が「無理かなー」と考えるよりも、ガンガン回ってスケジュールカードを見てもらおう!
人気パビリオンは早めの予約を
人気のパビリオンは早々に定員数が埋まり、その日の受付を終了する。
お仕事開始
街時計。
初めてのユニホーム、可愛いかったな~。
練習をガラス越しに見ることが出来た。
本番は2階で行われるのを1階から観ることになる。
初めてのお仕事が終わり、「楽しかった~!!」と、パビリオンから出てきた子どもたちの満足そうな笑顔が忘れられない。
この笑顔を見ると、早朝からの準備の疲れが吹っ飛びますな。
浸っていたい気分だけど、次の集合時間まで時間がないので稼いだキッゾをお財布に片づけて急いで移動。
トイレも済ませた。
ベーカリーではクロワッサンの成形を体験し、3つ持ち帰る。
持ち帰るパンは発酵時間が足りないので自分で成形した物ではないけれど、焼きたてで美味しい~。
さすがドンク。
ベーカリー見学中に話し合って、他にも二人のやりたいお仕事が被っているので今後も一緒に回ることにした。
歯科医院へ行くと、次回定員が満員でないので予約不可、その場で次回の開始を待つことに。
この日は、E@K(English@KidZania)。
ほとんどのパビリオンで実施されており、パビリオン内でスーパーバイザーは英語しか話さない。
歯科医院は幼児にとって未知のお仕事、しかも英語ということで、子ども達は説明だけでは理解出来ていなくて、その後の身振り手振りで動かされている感じだ。
終わった後、「○○さん(患者役人形の名前)はね、ここに虫歯があったの!!」と教えてくれた。
ベーカリー見学中に、ざっと他のパビリオンを回って予約時間の調査をした結果、予約がドンドン入って本日分終了しそうなお仕事(お菓子やお寿司)と、予約発生まで至っていないお仕事に分かれていた。
『少し先の時間の予約を入れて、待ち時間に並んで1つ』というのを繰り返そうと思っていた私たちの思惑通りにはいかないことが判明した。
ソフトクリームショップは50分後の予約。
お昼時になり、広場では昼食を取る人(持ち込み禁止)が増えてきて、ピザやらお惣菜の美味しそうな香りがする。
子どもたちに「ご飯食べる?お仕事する?」と訊くと、「お仕事!」だそうで。
そういえば、空いた時間に銀行で口座を作ろうかと思っていたので立ち寄ると、口座開設は15分待ち。
しかも、親は入ることの出来ないパビリオン内で、立ったまま並んで待つそうだ。
リアル銀行でも椅子くらいあるのに(´・ω・`)
これは幼稚園児にはツラいかな…、お腹も減っているだろうし。
口座開設は諦めた。
走行する消防車をみて3人とも「やりたい!」と言っていた消防署を覗いてみると、もうすぐ開始の回に空きがあった。
そして、その回の終了時間は「ソフトクリームの5分前」という、タイミングもばっちり!
なかなか運良く滑り込むことが出来た♪
街時計の時といい、今日はツイてる!
消防署のスーパーバイザーから、「子供たちは真剣にお仕事に取り組んでいますので、移動中に手を振ったりされませんように」とお願いがあった。
消防士は火災現場へ駆けつける。
小さな消防車に乗って。かわいい~!何これ!
でも狭い通路は人がいっぱいでなかなか進めない。進んでも牛歩(笑)
手を振るなとはコレのことね。
カメラ目線の写真を撮りたかったが、自粛。
そして火災現場では放水!↓
ソフトクリームショップまで、急いで戻った。
ここはオープンスペースなので「one,two,Push!」と英語での指導が聞こえた。
ソフトクリームが好きではない親戚の男の子も食べることの出来た、期間限定のラムネ味。
ソフトというより、シャーベットに近かった。
次の病院は、子どもたちが、外科医師と看護師に分かれた。
両者の開始時間にさほどズレがなかったのでよかった。
外科手術室は近くで見学出来ない立地の為、保護者向けの椅子があるスペースに、手術室内が映るモニターが置かれていた。
なにこれ何これ、病院ドラマみたい!(笑)
看護士は、新生児室でのお仕事。
こちらは、ばっちりガラス越しに見学できる。
(人形だけど一応股間モザイクかけたw男の子だった↓)
終わると14時過ぎ。
そろそろ最後のお仕事を探そうと辺りを見回すと、受付終了しているパビリオンがポツポツと。焦る!
前を通りかかったホテル。
フロントは受付終了していたが、前日に長女が宴会に興味あると言っていたので、親戚の子の許諾を得て駆け込んだ。
私達の次に並んだお子さんは断られていたので、最終受付に滑り込めた模様。
またもや、運が良かった。
最後の仕事の集合時間までの間、親は交代で現地係員が撮ってくれた写真を買いに行ったり。
(大きいサイズは1,700円、一回り小さいサイズは1,200円)
↑コレは大きいサイズ。
すっごくいい笑顔だったので瞬時に購入。
(家のカメラには変顔ばかりするのだ…)
他には、子どもたちだけが入ることの出来る「タカシマヤデパート」で初めて子ども一人でお買い物したり。
(飾り気ないクリップ一つで、キッゾほとんど無くなったw)
そうこうしている間に集合時間となり、最後のお仕事。
ホテル宴会は、丸テーブルにクロスをかけるところから始まり、食器を並べていく。
握りこぶし一つ離してグラスを置いたり、テーブルの端から親指の長さのところにお皿など、実際のお仕事と同じ内容ではないかと思う。
一見地味だけど、体験した中で一番本格的なお仕事だった。
季節に合わせてボート型に折ったナフキンはお持ち帰りした。
15時を過ぎていても写真屋やお土産屋は人が沢山いて、15時過ぎたらすぐに追い出されるという雰囲気ではなかったので安心した。
キッザニアから出国して外の光を浴びると、現実に引き戻された。
そういえば、キッザニアは夜の世界だから「Good evening!」が挨拶だったな。
朝から、お土産のパンを少ししか口にしていないことを思い出した。
お腹がグーっと鳴った。
ららぽーとの入り口では、16時から始まる第2部参加の人達が列をなしている。
そして、時間になれば入国ゲートをくぐって沢山の子どもたちが様々なお仕事を体験する。
朝から晩まで、休みなく毎日。
すごい世界だと思った。
ちなみに長女は翌日に「もう一回行きたい~」と言って、街時計のダンスを踊っていた。
自宅(関東)に帰ってからはキッザニア東京へ行かねば。
その他のまとめ
・入場時にもらえる50キッゾのトラベラーズチェックも、キッゾ紙幣と同じく、次回入場時に持ってきて使用できる。
(銀行に預けなくても大丈夫)