博物館で、虫の標本なんかを見ていると、「有毒マーク」に反応しませんか?子どもって…。
赤のドクロマークだったり、ビックリマークだったり。
なんだか秘密めいた危険な香りに、そそられるんでしょうねぇ。
「あ~!毒!これも、毒!毒ばっかりー!!」
うちの長女が年長児の頃、毒マークが大好きで、嬉々として教えてくれました。
それで、先月、
「サフランに毒あるんだってー、ニラと間違えて食べた人が死んだってニュースで言ってたよ。
見分け方は、ニラは臭いけど、サフランは臭くない」
と、私の知らないことをペラペラしゃべっていたので、
「え!?サフランって、サフランライスの、あのサフラン?毒あるの?」と、
私も気になって、一緒に調べましたら、イヌサフランという品種でした。
また、長女は毒キノコにも興味があって、
「この前、公園にキノコ生えてたから、ネット見せて。毒キノコかもしれない!」
と、【ググれコール】をするようになったので、この際、図鑑を渡すことにしました。
でね、買った図鑑が、めっちゃ面白くて満足いくものでしたので、ご紹介します!
目次
学研の大図鑑 危険・有毒生物
この図鑑の【すごい所】はたくさんあります。
それを一つ一つ説明していきますが、先にお伝えしたいのが、何と言っても、レビューの評価の高さ!!
Amazonも、楽天ブックスも、評価高すぎ。
大人にも、子どもにも、ウケている。
お医者さんにも…
「ほんまかいな~」と半信半疑で購入したら…、本当だった…!!!
以下に列挙しますよー。
おすすめポイント
ウイルス・微生物まで収録
- 海に住む危険・有毒生物
- 陸に住む危険・有毒生物
- 有毒・危険植物
- 有毒キノコ
- 動物由来感染症
ありとあらゆる有毒生物が載っています。
白黒ページになるけれど、「動物由来感染症(寄生虫含む)」まで…!!
目ん玉飛び出るくらいビックリしました。
ウイルス・原核生物・真核生物がウジャッと、おりますよ~(笑)
生命の危険度・被害様態をマーク分類
生命の危険度
この図鑑では、生命の危険度をAからCの3段階に分けて、その対処法が記されています。
例えば、Aだと、
オニヒトデやアカエイ、スズメバチ各種、トリカブトなど、有名どころはもちろんAですが、図鑑を見ていると、Aに属している生物が、かなり多いです。
見たこともないような生物や、意外な生物に、ゾクッとします。
長女は「Aだ!これもAだ!」と、大興奮です。
Cでは、パイナップルやキーウィフルーツ、ブロッコリーなど、お馴染みな植物も載っています。
「皮膚炎を起こす果物や作物」という項目です。
野菜を多量に扱う職業の方は、取り扱いに注意とのこと。
被害様態
刺す、触れる、咬む、吸血する、アレルギーを起こす、食中毒、切る…などなど。
実に16種類の被害様態で分類されています。
とても分かりやすいです。
応急処置の知識
Amazonに、お医者さまによるレビューがありました。
診察時、どの生物の被害に遭ったのか聞き取りの手助けに使えたり、図鑑に載っている応急処置方法が正確、ということでした。
(もちろん、できるかぎり医療機関を受診するように、とのことです)
応急処置まで読むことが出来るんです。この図鑑。
長女は、吐いている絵や、被害写真を見て「うわ~~~」と青ざめています。
その他
植物を調べる為の用語解説集や、主な用語解説集まで、詳しく読めます。
参考図書は、写真に入りきらないほど、羅列されています。
気になる本へ移動し、さらに知識の海へダイブすることが可能です。
少し気になる点
- 毒キノコのページが少ない
- 2003年初版、古さが気になる
長女の興味が毒キノコだったので、毒キノコ図鑑と迷いました。
この図鑑では、毒キノコは7ページだけ。
少なく感じるけれど、長女の知っている種類は載っていたので満足げです。
他に、光る毒キノコや名前がおもしろい毒キノコを見て、楽しそうにしています。
また、この本を購入するにあたり、気になったのが、初版が2003年ということ。
でも、最初に書いたとおり、読んだ人々の評価が高かったので、思い切って決めました。
結果は、古さを感じないほどの高い満足度です。
買ってよかった。
ちなみに、届いたものは、2013年2月の第11刷でした。
まとめ
- 難しい漢字にだけフリガナが振られているので、小学生は(特に低学年)自力では読めないが、危険分類マークやカラー写真とイラスト、名前だけでも楽しめている。
- レビュー評価が高い
- ウイルス、微生物まで網羅
- 毒・危険の種類、危険度がマーク分類で分かりやすい
- 応急処置の知識がつく
- 大人でも、子どもでも、楽しい!
久々に、我が家の大ヒット本に出会えました!!
長女はかなり気に入って、しょっちゅう本棚から出して魅入っています。
次女に、教えてあげたりしています。
毒や危険生物に興味のあるお子さんに、是非♪
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