小1長女は、Z会とドラゼミとスマイルゼミを使って家庭学習しています。
1年生も、残り3ヶ月余り。
3社にどんな特徴があるのか、感じたことなどまとめます。
ちなみに、Z会とドラゼミはオリジナルカリキュラムの紙ベース、スマイルゼミは教科書準拠のタブレットです。
目次
長女について
成績
めちゃ勉強が出来る子が「かんたん」と言っても、普通な子には難しい時もある。
逆に、勉強のできない子が「難しい」と言っても、出来る子には易しいこともある。
今回は、難易度についても書いているので、どんな子の主観のレビューなのかを最初に少し説明します。
一般的な、「女子」です。
特に目立って『出来る』わけでもなく、『危うい』わけでもない。
普通すぎて、特に書かなくてよかったかも(笑)
家庭学習を行っている子どもの中で、学力は一般的だと思う。
学習習慣
幼稚園年長から、Z会幼児コースを始めました。
もともとインドアな子なので、勉強に楽しくハマって、「勉強が特別」なことではなく、「ままごと」「お絵かき」「勉強」「絵本」みたいな感じに、幼児を取り巻く日常的な事柄の一つになりました。
そういう点では、「勉強=難しい=面倒くさい」になる前に、勉強が身近な存在になってよかったです。
入学後は、朝ごはん前の自習(朝活)や帰宅後に家庭学習を行い順調でしたが、今は不登校ぎみなので、学校で勉強が出来ていない状況です。
ですが、通信教材のおかげで算国の遅れは全く感じません。
主に、学校へ行けなかった日の日中に通信教材に取り組んでいます。
あとは、学校へ行けたり、友達と遊んだり習い事で忙しかった日でも、夕方や寝る前の時間を使って取り組みます。
もちろん、眠かったりやる気が出なくて勉強しない日もあります。
そこはまだ1年生なので気楽に任せています。
(1日の配分&するしないは本人管理、親は一週間ごとの管理)
各社比較(過去記事)
まず、教材がどんな物かについての違いをまとめた記事は、こちらです↓
Z会、ドラゼミ、チャレンジの1年生4月号。各社の違いや感じたことは?
それから、小学ポピーの4月号も取り組みました↓
小学ポピーを徹底解剖!学校で落ちこぼれない、勉強できる子にしたいなら。
また、中学受験のSAPIXや文章力のブンブンどりむなど、比較する教材の幅を広げた記事はこちら↓
小学生の通信教育教材6社【体験済】を目的別にまとめました
今読んでいただいている記事では、各社の教材を9か月間継続(スマイルゼミは8ヶ月)して分かった難易度や問題量などを比較します。
最後に、表にまとめます。
難易度
長女による感じ方です。
Z会(かんたん)
算数は、基本、発展とバランスが良い。
文章問題は夏休みに特集があったり、ドリルでも出る。
でも発展問題数は少ない。
国語は音読や、保護者との話し合いのみの回もある。
読み取り問題は易しい。
発展問題は少ない。
Z会は親向けの解説書が丁寧。
Z会が「かんたん」なのには理由がありますが長くなるので割愛。
(公式サイトのQ&Aに答えがあります。興味がある方は、こちらの記事にヒントがあります)
スマイルゼミ(普通)
教科書準拠だが、長女は「とてもむずかしい問題がたまに出る」という。
特に、算数の発展問題が難しいと言う。
授業形式の回は、とても丁寧。
動きと音声(人の声もあり)でわかりやすい。
国語は、漢字の進度が遅い。
長女の学校では漢字は全て学習済みだけれど、スマイルゼミはまだ全体の5分の3しか出ていない。
ドラゼミ(ややむずかしい)
算数のテキストは簡単。
文章問題は少ない。
図形パズルや計算ドリルのタイムアタックがあり、それが難しい。
特にパズルは大人も唸ってしまうような問題が8問ほど出る。
国語は、他社と比べて読解問題の出題が早かった。
また、Z会では「見開き2ページに大問一つ」が、ドラゼミでは「1ページに大問一つ」。(問題数が倍)
Z会の発展問題(ハイレベルコース)と同等もしくは、それより難しい問題が出る。
以下は、その証拠写真。
↑Z会のハイレベル問題(1年生11月号より)
↑ドラゼミ(1年生11月号より)
ちなみに、読解問題の出題の傾向は、Z会は児童書が多く、ドラゼミは図鑑に載っているような生物の説明文が多い。(上記写真は児童書ですが)
ドラゼミは小学館。図鑑をたくさん出版しているのが関係しているのかな。
長女は、生物の説明文からの出題で新しい知識が入るのが楽しいようで、問題文を読みながら「へーぇ」「え?そうなの?」とか言いながら黙読していて、見ているこちらも面白い。
問題量
スマイルゼミ(多い)
算国以外に、英語もある。
問題は何度でも解ける。
また、計算ドリル、漢字ドリルもあり、問題数は断トツ。
(添削問題は無い)
Z会(普通)
テキスト、ドリル形式の冊子、生活科にあたる「経験学習」がある。
添削問題は3枚。
ドラゼミ(少ない)
テキストだけで、問題量は少ない。
但し、コピーして毎日取り組む計算タイムアタックと、毎日音読がある。
夏休みに、漢字ドリルや計算タイムアタックの過去問のダウンロードが出来る。
添削問題は1枚。
毎日取り組める工夫
スマイルゼミ(楽しい)
講座を取り組んだ後、保護者への連絡を行う。
その後に、内蔵アプリのゲームが出来る。
子供向けインターネットブラウザの閲覧も可能(スターアプリ)。
ゲームやインターネットの稼働上限時間は、保護者が設定する。
10分単位、1時間まで指定可能。
0分(使用不可)も可能。
また、講座を解くほどに貯まる「スター」の数や、保護者が設定した「ミッション」クリア数により、毎月「すごいキミ!」で頑張りを表彰される。
全国のスマゼミ受講者と競うことができる。
(Z会とドラゼミにあるような、ポイントを貯めて景品に交換できる制度は無い)
ドラゼミ(普通)
毎日の学習が終わったら、シールを貼る。
ご褒美系はそれだけだが、毎日の計算タイムアタックと毎日の音読があるので、日課として設定しやすいと思う。
(長期的なご褒美系は、添削問題を提出して貯めるポイントを景品に交換できる制度がある)
Z会(普通)
終わったら貼るシールのみ。
(長期的なご褒美系は、添削問題を提出して貯めるポイントを景品に交換できる制度がある)
学習結果や効果の可視化
タブレット(電子教材)は、データをリアルタイム反映出来たり便利だけれど、解いた問題の中身まで把握出来ない。
一方、紙テキストは結果のリアルタイムデータは無いけれど、保護者が丸つけをするので、問題はもちろん子どもの得意苦手まで把握できる。
以下は、問題の中身の把握については触れていません。
「結果や効果の可視化」のみで判断しています。
スマイルゼミ(優れている)
保護者への「連絡」(詳細は上記)が登録したメールアドレスにリアルタイムで届く。
メールから専用サイトへログインすると、詳細が分かる。
Z会(普通)
年3回、それまでの添削問題の結果と評価のシートが届く。
担任指導者からの評価には、単元の理解度や褒めるべき点など書かれている。
学年末には、添削問題の他に、全国のZ会会員の中での順位が分かるテストがある。
ドラゼミ(無し)
「見える化」が今のところ感じられない。
(2017年4月からは、会員サイトで添削問題の結果をまとめた画面が見れるようになるらしい)
会費
- Z会 4,520円
- ドラゼミ 3,333円
- スマイルゼミ(標準)3,600円
※1ヶ月払い、税込み
※スマイルゼミはタブレット代(9,980円)別途必要
まとめ
スマホの方は、表の上で左へスクロールすると、隠れている部分が見えます♪
↓
Z会 | ドラゼミ | スマイルゼミ | |
難易度 | かんたん | やや難しい | 普通 |
問題量 | 普通 | 少ない | 多い |
習慣付け | 普通 | 普通 | 楽しい |
効果可視化 | 普通 | 無し | 優れている |
会費 | 4,520円 | 3,333円 | 3,600円 |
※小1長女の主観による比較一覧です。
各社の特徴が分かるおすすめ記事
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「継続は力なり」を実感したのはドラゼミの徹底反復プリント。 - スマイルゼミは英語がすごい!⇒
スマイルゼミのプレミアム英語HOPを2か月やってみて分かったこと
公式サイト
各社公式サイトにて、無料でお試し教材をゲット!
(スマイルゼミはタブレット使用の為、お試し教材はありませんが、紙製のタブレット実感キットはあります)
最後に
さて、思いつくままにざっとまとめました。
日々の取り組みで気づいたことや「よかった!」という内容は、その都度記事にしています。
気になる教材記事の一覧をご覧いただけると幸いです。
入会前には気になることも多いですよね。
気になる点がありましたら、お気軽にコメントに書き込んでくださいまし。
ツイッター(@mu_chiblog)でもお待ちしております♫
むーちでした。